この記事は、テキストと動画の組み合わせで多角的にお届けします。ぜひテキス ト記事と併せて動画をご覧ください。(瀬川 明秀 日経ビジネスオンライン)
NB Online(=NBO) 今日のインタビューでは、写真撮影だけではなく、ビデオカメラも回します。許可を頂ければ、Podcastでも配信します。
糸井 どうぞいいですよ、回してください。(ビデオカメラに向かって)こう向けばいいかな(とほおづえをつく) 変? かわいい?
NBO それは変です(笑)。日経ビジネスもWebではテキストだけではなく、Podcast、動画配信をしています。正直、まだまだ試行錯誤でやっているんですけど、糸井さんはWeb上での動画配信の手応え、可能性についてどうお考えですか。
映像も疑われたら「おしまい」
糸井 何の問題もないです。とにかく、やっちゃったら、何の問題もない。それが1つ。あと、これ(動画)を(コンテンツの主軸として)頼れるほどお客さんがまだ見てくれないんですよ。
「ほぼ日」で動画を見にお客さんが来るかなぁと思って掲載をしても、「うーん、面倒くさいから見てません」とか、「早く文字にしてください」と言ってきます。だから、今は、コンテンツをかいつまんだ形で動画でやっています。
あと、悔しいのは、いくら動画で伝えようとしても、お客さんに疑われたら「おしまい」なんですよね。「ほぼ日手帳」の2007年版には手帳カバーの内側に、フタ付きのポケットが付いたんです。(詳細はほぼ日サイトで)このフタ付きポケットには小銭とか、小さなメモリーカードが入る。落ちなくていいね、と思ってたんですね。
ところが、「モノを入れるとポケットが膨らんで、手帳が書きにくい」との指摘があったんです。えっ、まだ発売前なのに? 誰も持ってないはずなんだけど、って困っちゃって。(笑)
私たちとしては「いや、そんなことないよ」とは言いたいんですよ。それを言うために、「じゃ、動画で実際に書いているところを見せて公開したら」と気楽に言ったんです。うちのスタッフが動画で「ほら、このように大丈夫ですよ」と見せたんですが、今度は「明らかにあれは無理がある」と書かれちゃった(笑)。
対立するつもりはないんですけれどね、そこに、なんとなく対立軸ができてしまった。だから、本当は、「そう思う人はそうかもしれないね」と言って、そのままにしておいた方がよかったのかもしれない。
NBO ネットでのコミュニケーションの難しさですね。リスペクト、ディスコミュニケーション、対立、しかなくなっていく。
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