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篠原欣子テンプスタッフ社長(前編)
~苦境を救ってくれた松下幸之助の本

  • 大宮 冬洋

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2006年12月12日(火)

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篠原欣子 テンプスタッフ社長
しのはら・よしこ
1934年神奈川県生まれ。商業高校卒業後、三菱重工業勤務などを経てスイスおよびイギリスに留学後、1971年にオーストラリアの市場調査会社に就職、人材派遣業を知る。帰国後の1973年にテンプスタッフを創業。


 デフレ不況もどこ吹く風。人材派遣業界は、失われた10年とは裏腹に、急成長を遂げてきた数少ない業界だ。今年の春に東証1部上場を果たした売上高2000億円超のテンプスタッフグループは、その草分け的存在である。はたして成長企業の「社長の本棚」にはどんな本が並んでいるだろうか。そんな好奇心から、東京・代々木にある篠原氏のマンションを訪れた。

 黒のブラウスにピンクのロングスカート姿の小柄な女性が出迎えてくれた。早口で弾むように話すが、こちらの質問もきちんと聞き、ときおりウフフと楽しそうに笑う。上品な親戚のおばさんとおしゃべりしている錯覚をしてしまいそうになる。

 自宅の書斎に置かれた2つの本棚を拝見すると、本業に直結した『人材派遣白書』『希望のニート』、ドラッカー『ネクスト・ソサエイティ』カルロス・ゴーン『ルネッサンス』などのビジネス書が目立つ。だが、「量」は決して多くない。

篠原欣子 テンプスタッフ社長

 本を読むのは、せいぜい月に1~2冊ぐらいかしら。毎朝6時半に起きて8時には出社するから、始業の9時までと休日が読書タイムです。といっても、ふだんは新聞や雑誌に目を通すだけで終ってしまいますけど。

 定期的に読んでいるのは、日本経済新聞と日経産業新聞、雑誌は日経ビジネスと日経ベンチャー。私は日経のお得意様なんですよ。日経新聞と日経ビジネスは社会の動きの大枠を押さえるのが主な目的です。日経産業新聞と日経ベンチャーは雇用に関係する記事を中心に読みます。育児や子育てなど女性の働き方に関する記事はとりわけ念入りにチェックするようにしています。

 本は会社でよりも自宅でも読むことのほうが多いですね。書斎の椅子に腰かけて足置きに足を乗せ、リラックスして読んでますよ。すごく楽なんです。


 話を聞く限り、いわゆる「本の虫」ではない。読む活字も「会社経営」に直結するものがほとんどだ。一見すると純文学やガーデニングなどの実用書が似合いそうなオバサマだが、やはりこの人の生活の中心は会社経営の現場にあるのだ。

 仕事中心の生活になったのは、篠原氏が幼いころの亡くなった父親に代わり、女手一つで育ててくれた働く母親の影響が大きかったようだ。


 小学校の校長をしていた父はかなりの読書家でした。父の死後に残された書棚には「明治文学大全集」など本がズラリと並んでいましたから。田山花袋とか谷崎潤一郎とか、小さい頃は父の書棚から本を読むのが好きでした。

 学生時代は、恋愛小説が好きでしたけど、だんだんと小説は読まなくなりました。助産婦をしていた母は医学や人体に関する本を持っていて、「仕事で経験したことを本でも読むと共感できて面白い」と言っていました。今まさに、それを実感しています。


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