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【第6回】不動産投資の「金利上昇がもたらす危険」

  • 山田英次

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2006年12月14日(木)

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 相変わらず、『頭金がなくても賃貸の家賃と同じ、もしくはそれ以下で持ち家が持てます』、『自己資金がなくても、大家さんになれば、簡単にゆとりを手にすることが出来ます』といったような広告が目につきます。

 それら広告には、大抵、簡単なローン返済シミュレーションのようなものが記載されていますが、危険な前提で数字を算出しているものも少なくありません。

 例えば、【借入当初2年間固定金利で1.5%とした場合(その後は変動金利)】といったような表記が小さな時で書かれていたりします。決してウソではないのですが、2年が経過した後に起こりうる事態に関して、何の説明もないのです。もし、将来金利が上昇したらどうなってしまうのでしょうか?

 大きく書かれている数字に気をとられてしまい、変動金利に関して無関心になってしまう方もいらっしゃるので注意が必要です。1%金利が上がるだけで、想像以上に月々の返済金額は変わるものなのです。後ほど、ケーススタディで確認してみたいと思います。

金利が上がるときのスピード

 これまでの続いた不況により、日本銀行のゼロ金利政策も長期間継続され、結果として、多くの人は金利変動に対する感性を失ってしまったのが現状といえるでしょう。超低金利があたかも未来永劫続くかのような錯覚が蔓延しています。

 でも、金利は本来動くものなのです。そして、これまでの超低金利が異常だったのです。長期ローンを組む方、組んでいる方は特に、(このコラムで)この事実を数字に置き換えて把握していただきたいと思います。

下記は、2004年から2006年までの先進国の公定歩合の推移を表したものです。

金利
先進国の公定歩合の推移

 いかがでしょうか?これを見れば、日本だけが地べたを這いつくばっている異常事態に陥っていることがご理解いただけるかと思います。

 そして、もう1つ、皆さんに気付いていただきたいのは、アメリカ金利の上昇のスピードです。金利は、いったん動き出すと想像を上回るスピードで動くこともあるのです。実際、たった2年の間に、アメリカの公定歩合は1%から4%半ばまで一気に上昇しています。

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