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ゲーム機の「Wii」みたいに、ファミリーに入るための研究って進むと思っているんです。

イトイさんに聞く「Web2.0」(その6)と 「ほぼ日が本を始めるワケ」

2006年12月15日(金)

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最終回です。
その5に引き続き、テレビの話題からお話しは始まります。

※この記事は、テキストと動画の組み合わせで多角的にお届けします。ぜひテキスト記事と併せて動画をご覧ください。(日経ビジネスオンライン)


今回のインタビュー映像です。こちらも併せてご覧下さい

糸井 このあいだ、タモリさんにお会いしたんですけど、テレビ番組「タモリ倶楽部」の制作現場も変わっているんですね。

NB online(=NBO) ゴールデンタイム番組とは対極にある“ゆるい”感じで作られている番組との印象があります・・・。

糸井 そう。そのタモリ倶楽部に「カンニング」というお笑い芸人の竹山(竹山隆範)さんが出演していたんです。

NBO なにかにつけて“怒る芸”の人。

糸井 そう。その竹山さんに対してプロデューサーさんとタモリさんが一緒になって「いいか、お前、番組の中で絶対に怒るな」「キレたら駄目だぞ」と説得していたの。

NBO え?

糸井 竹山さんに芸をするなと言っていたんです。昔の「タモリ倶楽部」は収録するテーマがつまらなそうだったら、面白い人を呼んできたり、女の子を呼んだりとかしていましたよ。「まぁ、なんとか楽しんでね」というメッセージを盛り込もうとしていたんですよ、制作側が。だけど、この頃はそういうこともしない。芸をやらせないようにしているんです・・・。

ほぼ日も芸人に芸を禁じているんです

 実は、今の「ほぼ日」(=ほぼ日刊イトイ新聞)もそっちに近いんです。

NBO と言いますのは?

糸井 ほぼ日でも、過剰な物言いや無理があるようなサービスをしないようにしているんです。芸を禁じているんですね。ですから、今、なまじ外で修業をしてきた人、俳優さんやタレントさん、作家さんたちが「ほぼ日」で連載したら、本当にやりづらいかもしれないです・・・。

NBO ウケを狙ってはダメだと。

糸井 おいしいものでも、毎日毎日、お腹いっぱい食べていたら飽きますよね。ネットも毎日毎日、「濃いもの」を見せられていたらつき合いきれないものになっていきます。

 人ってどうしても「よく思われたい」とか、「ちょっといいこと言ってやろう」という気があります。テレビに映ったり、ネットで話や文章を書こうとするとついつい過剰になっていくんです。広告なんかでもそうです。素人の人が書く宣伝の文ほど歯の浮いたようなものになる。だけど、見ている人にはそこにウソが入っていることは分かるんです。だからやってはいけないんです。

 今、社員やほぼ日に関わってくださっている方々に、お願いしていることは1つだけなんです。「守れる約束をしろ」と。大げさに言えば、会社のルールとしてあるのもそれだけなんです。

 「守れる約束をする」には、普段から使う言葉を気をつけないといけないんです。例えば、「ほぼ日手帳はとてもきれいな手帳です」と言ったら、それはウソになりますよね。きれいって主観的なものでしかありせんから。

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「ゲーム機の「Wii」みたいに、ファミリーに入るための研究って進むと思っているんです。」の著者

瀬川 明秀

瀬川 明秀(せがわ・あきひで)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ビジネスアソシエなどを経て、日経ビジネスオンライン開設後はオンライン編集がメインの業務。2012年からは日経BPビジョナリー経営研究所の研究員を兼務。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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