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「お茶淹れました~」 妻ではありません、 夫が言うんです

  • 山崎 雅保

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2006年12月21日(木)

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 ちょいと酔ってるテレビ制作者(50代半ば)が問いました。

 夫婦関係を良好にするシンプルなコツ、妻の心をほぐすコツ、妻のご機嫌改善に資する心構え、とは。

「簡単よ! お茶淹れればいいのよ、夫が、自分で」

 同僚の女性カウンセラー・Nさん(妻歴30年弱)の回答は例によって明快です。しかしいわれたテレビ制作者は、その瞬間あからさまにムッ。

「いやあ、それはなんだか……。せめてお茶くらい、やっぱり……、そりゃあ……」

「あら簡単ですよ。ポットでもヤカンでもいいからお湯沸かして、急須にお茶っ葉ひとサジふたサジ入れて、お湯注いで、ちょっと間をおいてから湯呑みに注ぐ。たったそれだけ。夫が自分の分を淹れて、そのついでにお前も飲むかい? と妻に湯呑みを勧めたりしたら、それこそ効果テキメンよ」

 そりゃそうだよね、と聞きながら、しかし私は思います。

 茶の種類によってもお湯の温度や淹れ方の妙味みたいのあるよな。そもそも夫族の中には湯呑みや急須や茶葉がどこにあるか分からない向きも少なくないしなあ。たかがお茶淹れとはいえ、けっこうこれって難関かもなあ。

 案の定、テレビ制作者氏とNさんのやり取りは、穏やかを装いつつも対立色。

 「お茶淹れるとか淹れないとか、そんなの枝葉末節じゃないの」
 「そうそう、枝葉末節。だからこそ夫がお茶飲みたいなら、夫が自分で淹れればいいだけだと思いますよ」

 「いや、大した手間かかるわけじゃないからこそ、妻に淹れてもらいたいのよ。それぐらいの配慮はしてくれなくっちゃ」

 「そう、そのくらいの配慮をしてくれてこその情愛、だと私も思います。でも妻が機嫌よく淹れてくれなくて、でも夫がお茶飲みたいんだったら、枝葉末節にこだわるより、夫自身が気持ちよく淹れて、気持ちよく飲んだほうが夫婦関係よくなるじゃない。少なくとも軋轢の種を蒔かずに過ごせると思いませんか?」

 「そういう理屈の問題じゃないの。これは心持ちの問題なんだから……」

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