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ドバイ 砂漠に咲いた夢

  • 佐伯 裕史

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2007年1月15日(月)

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 アラブ首長国連邦を構成する首長国の1つ、ドバイ。かつてはのどかな漁村だったこの地は、今や世界中から注目を集める100万都市に生まれ変わった。人口約110万、面積は長崎県よりもやや広い程度の小さなこの街に、インドよりも多い観光客が訪れ、シンガポールより多い船舶が寄港し、ポルトガルやベルギーよりも多い外国資本が投じられている。



世界一の超高層ホテル、ブルジュ・アール・アラブを望む海岸で、漁に使う仕掛けを積み上げる出稼ぎ労働者。ドバイの光と影を象徴する光景だ。
世界一の超高層ホテル、ブルジュ・アール・アラブを望む海岸で、漁に使う仕掛けを積み上げる出稼ぎ労働者。ドバイの光と影を象徴する光景だ。

 経済成長率は中国さえも大きく上回る16%(2005年)にも達し、街には巨大な摩天楼がいくつもそびえている。住宅や別荘が建ち並ぶ、奇抜な形をした巨大人工島を2つも作り、今なお2つの人工島を建設中だ。

 この街の繁栄の基礎を築いたのは、現首長の父親であるシェイク・ラーシド・ビン・サイード・アール・マクトゥームだ。彼はこの地を近代的な都市にすることを夢見て、1959年にクウェートから膨大な資金を借りた。そして埠頭や倉庫を建設し、巨大な船舶が運航できるように川を浚渫し、学校や住宅、道路を造った。その夢を、息子で現首長のシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームが引き継ぎ、親子2代で今の繁栄に導いたのである。

 ドバイの繁栄は他の中東諸国にとってプレッシャーにさえなっているようだ。なぜ、わが国もドバイと同じように成功できないのか、と政府に訴える国民が増えているという。

 だが、こうした繁栄には、どうしても暗い影がつきまとう。



超高層マンション群がそびえたつドバイのジュメイラ・ビーチ・レジデンス。昼も夜もない突貫工事で、この地区はわずか3年で完成した。
超高層マンション群がそびえたつドバイのジュメイラ・ビーチ・レジデンス。昼も夜もない突貫工事で、この地区はわずか3年で完成した。

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