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「Windows Vista」から見たXboXの世界戦略

2007年2月2日(金)

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 全世界のデジタル・エンターテインメント市場を見渡したとき、もっとも巨大な市場は北米にあります。全体のおよそ半分が北米市場での売り上げであり、各陣営の成否の半分は、この市場を制するかどうかにかかっています。

 この北米市場で、勝者として君臨するのはマイクロソフトのXbox 360です。

 日本では惨敗、欧州でも苦戦しているにもかかわらず、全世界で1000万台前後の普及に成功しているのは、北米市場での堅調な売り上げがあればこそ。この市場をガッチリと押さえ、なおかつ全世界で500万人の会員を誇るオンラインゲームのネットワーク環境「Xbox Live」を所有していることが、Xbox陣営の最大のアドバンテージになっています。

ネットワーク環境に援軍が到着

 そして1月30日。Xbox 360陣営には、大きな援軍が到着しました。マイクロソフトの新OS「Windows Vista」です。

 デジタルエンタメ側の視点から見ると、「Windows Vista」の特徴は、きわめて分かりやすいものです。Vistaは、会員数500万人を誇る世界最大級のオンラインゲーム・ネットワーク環境「Xbox Live」に対応していること、これです。

 これにより、今後は、Xbox 360のユーザーとWindows Vistaをインストールしたパソコンのユーザーが、それぞれXbox Liveに接続して対戦プレイをする――といった楽しみ方が可能になっていくのです。

 先鋭的なゲームソフトは今後もXbox 360のみでプレイ可能になるでしょうし、ビジネス面の作業は当然パソコン。しかし、それ以外のエンターテインメントは、双方のマシンで区別なく楽しめる――といった環境が、この夏あたりから整うようになると考えてください。マイクロソフトは、Xbox 360とWindows Vistaを両輪にして、デジタルエンタメビジネスの世界での躍進を目指す体制を、ついに整えました。

 初代Xboxが登場してから5年。ゲーム機ビジネスに参入したマイクロソフトが目指していた姿が、ようやく形になって見えてきたのです。

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「「Windows Vista」から見たXboXの世界戦略」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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