元米副大統領のアル・ゴア氏がナビゲーターを務めている映画「不都合な真実」が話題ですね。ぼくはまだ見る機会を得ていないのですが、地球温暖化の問題をわかりやすく表現しており、いま行動することの必要性が伝わってくると聞きます。映画公式サイトの情報によると、ゴア氏が地球温暖化の問題に真剣に取り組み始めたきっかけは、今から20年近く前、1989年にあった子息の交通事故だったといいます。
当時、日本はバブル経済の真っ只中。いわゆる「イケイケ」ムードの中で、エコロジーブームとでもいった現象があったことを思い出します。ぼくの書棚にも、『講座 地球環境』『地球を救うかんたんな50の方法』など、当時購入した関連書籍が並んでいます。NHK取材班による『地球は救えるか(2)』(1990)の巻頭言では、1988年にアメリカを襲った干ばつをきっかけに世論が盛り上がり、1990年のブッシュ大統領(現大統領の父親)の一般教書で、教育問題と並んで環境問題が強調されたとあります。
対策は進んだか?
あれから長い年月を経ました。1997年には地球温暖化防止への取り組みをまとめた京都議定書の議決、といった動きもありました。このときは副大統領になっていたアル・ゴア氏も活躍、批准を推進したのですが、けっきょく米国は批准を断念。風力や太陽光といった代替エネルギーの普及には政策の影響が大きいと聞きますが、今年の一般教書演説で環境問題をとりあげ、ようやく少し前向きになりかけた感がある現ブッシュ大統領は、さて、どこまで取り組むことか。
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