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やっぱり、ちゃんと謝れる男が生き残るんだね

  • 山崎 雅保

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2007年2月22日(木)

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 ヒンカクゥ~~~!
 てやんでエ。品格がなんなのよ。

 そもそも俺なんざあ、無縁もいいとこよ。食いモンだって着るモンだって安さ一番だからね。品格いってたら、いつ濡れ衣でチカンに仕立てられちまうか分かんねえほど混んでる電車なんかに、苦虫かみつぶしたお顔ならべて乗ってらんないでしょ。

 とにかく効率よくってコスト低ければすべてよしだからね。品格なんてのは、とってつければいいだけなの。

 ええ! この国の品格だ~ァ? 国家の品格だ、ってか?

 そんな厄介なこたあ、俺には分かんねえ。俺の場合、こむずかしい話はダメ。こういうことにトヤカクいうと、どっかからこわ~いお言葉が飛んできたりしかねないからね、こむずかしい話には踏み込みません。

 そんなイタラヌ俺ではあるけどね、ちょっとは分かることもあるよ。どなたかが前回の記事にコメントくださいました。

 「男の品格なんておおげさなもんじゃないですよ。味噌汁作れて、ご飯が炊けて、おかずも簡単なものなら作る、洗濯も掃除もできなくちゃ人間として失格です」

 コメント氏のおっしゃるとおり、自分の賄いさえできなかったら品格以前の問題なのだと、ええ、そう思うよ俺だって。

 じゃさ「品格」になぞらえるにふさわしい「男のあり方」ってえと、なんだろね。たとえば「間違ったって女・子どもを下にみたりはしない」ってあたりが要点として浮上するのかもしれねえな。

 つまりはリスペクトだね。互いに尊重し合うという心持ちを大事にできなくっちゃ身も蓋もないでしょ、って話。

 だってさ、怖いよ。女・子どもを見くびると、後で必ずエライ目に遭う。品格も面目も丸つぶれになっちまうよ。これってのはさ、世の習いだからね、仕方ねえよな。なんてたって女は「ウム」をいわせぬからね。あげくに人類が古の昔から執り行ってきたところの生活の要にまつわる様々を(多分、たいていは)しっかり掌握して手放さない。子どもにいたっちゃ人類史を継いでくださる掛替えのないお宝。ってことはさ、女・子どもこそが人類の本流なんじゃないの?

 本流は強いからね。傍流かもしれねえ俺なんざあ、下手に逆らったらあっという間に押し流されちまう。

 だからさ、失敗しちまったなあ、意地張って偉ぶっちまったなあ、いたらなかったなと気づいたならば、すぐに謝っちゃう。

 謝罪いたしたいと思います、てな厄介な物言いはいたしませんよ。「したいと思います」なんてごまかさないで、ごくシンプルに「ゴメンナサイ」と、見栄張らないでこだわりなく頭下げちゃうの。

 だけどさ、一説によると、謝るってのは自虐的行為なんだってねえ。先刻申し上げましたとおり、俺は、そのあたりのむずかしいことは分からないことにしてるけどさ、ま、悪かったら悪かったんだから、悪うございました、と頭下げなかったらみっともないじゃない。

 あれれ? みっともないってのは、品格が危ういってことじゃなかったかなぁ。

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