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「ウォーキングマイレージ」:あなたの自由と公共、どう折り合いをつけますか?

  • 小橋 昭彦

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2007年3月13日(火)

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 田舎暮らしを希望される方とお話していると、「村入り」についての意識をすり合わせる必要性を強く感じます。いわゆる自治会に加入するかどうかという問題です。入っていただくのが望ましいのですが、村入りに伴って発生する義務も少なくありませんので、簡単に決められることではありません。集落共有の財産に対する権利を持つかどうかという問題もからんできます。

 新しく住まわれる方にとっては、田舎でゆったりと自由に暮らしたいというのが本音でしょう。下草刈りに出かけたり共同墓地を掃除したり、ましてや消防団活動やイベントの交通整理といった義務は、できれば避けたいかもしれません。一方、昔から暮らすものにとっては、各家が協力して守ってきたからこその現在で、ただ住むだけという方がいらしたとすると、しょせんはお客様といった扱いになってしまう面が否めません。

自由と公共性の折り合い

 これはいわば、個人が自由に生活を送る権利と、公共性を保つための義務の折り合いをどこでつけるかという問題です。

 ぼくも20代の前半までは、たとえば消防団をなくして職業消防士だけにするなど、公共の部分は行政ないし民間企業でまかなうように整えるべきと考えたりもしていました。しかし行政にしても民間にしても、コスト面等の理由から担えない部分がどうしても残ります。なにより、みんなで協力して村の環境を守る慣習にも価値があると、今では考えています。

 とはいえ、NPO活動のように、自分からすすんで公共への奉仕をする場合はいいのですが、その土地に住んでいるというだけで公共への奉仕を求めることが、どこまで許されるのか。

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