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選挙の投票は義務化したらいかが?

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2007年4月26日(木)

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 今週ようやく近所が通常の静かな状況に戻りました。この2週間、選挙カーに乗った選挙候補者が、やかましくて無意味な「だれだれでございます!よろしくお願いいたします!」という叫び声をあげながら、家の周りをぐるぐる回っていました。

 皆さんも同じように、朝から晩まで選挙カーからの叫び声を耳にしていたでしょう。逆に「うるさいっ」と自分の窓から言い返したいくらいでした。

 35年ぐらい前にはじめて日本に来たときと比べてこの風景はほとんど変わっていません。日本以外ではこんな光景は見たことがありません。爆音を使う意味では、右翼団体の街宣車のやり方に少し似ていますねぇ。

 果たしてこれは真の意味での民主主義の証でしょうか。私はそう思いません。本来なら政治家はマスコミやインターネット、街頭演説や集会、チラシなどを通じて、自分が考えている政策や公約を選挙民に伝えることができるはずです。

 政策的なメッセージのない、騒音公害でしかない選挙カーは、選挙民との伝達媒体としてはもはや時代遅れです。教養レベルの高い大半の日本の国民を馬鹿にしているとしか考えられないのです。

 街頭演説のため以外の選挙カーを禁止したらいかがでしょうか。そのかわりにチラシやマニフェストなどの配布を完全に自由化したほうがいいと思います。私はそもそもマニフェストの構成と配布に対しての制約はさっぱり理解できません。

 実は2カ月ぐらい前にマニフェストについての新聞の記事を読んだときにぶったまげた! 3月22日に施工された公職選挙法の改正によって、ようやく知事や市長や区長などの選挙でマニフェストの配布が可能になりました。ただしその大きさは紙A4版1枚(2種類まで)で、しかも県、市、区などの人口によって配布できる部数が規定されています(要するに限られています)。

 どうしても胡散臭いのです。どうやってA4 版1枚の中で熟した政策案を説明できるでしょうか。またなぜ配布可能な部数を選挙区の選挙民の人数以下に抑える必要があるでしょうか。

 できる限り多くの選挙民に文書で候補者の公約が伝わることが、風通しのいい民主主義の証ではないでしょうか。そして一旦候補者が当選したら、そのマニフェストが一種の政治ガバナンスの道具にもなります。

 あくまでも自分の勝手な推測ですが、これはまた役人が必要以上に国民を「守る」ために絡んでいるような気がします。明らかに民主主義の発展のための規定ではありません。

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