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大河、そして豪雨が守る「野生の王国」

ザンビア・ルアングワ渓谷

  • 藤田 宏之

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2007年5月14日(月)

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 野生生物の宝庫と言われるアフリカ大陸南部でも、手つかずの大自然とそこで育まれる生態系は貴重になりつつある。『ナショナル ジオグラフィック日本版』5月号では、そんな野生の王国の1つであるアフリカ・ザンビアのルアングワ渓谷を紹介した。



細い三日月形のラグーンからは幾筋も、野生のカバが踏みしめたけもの道に水が流れこんだ水路が伸びている。
細い三日月形のラグーンからは幾筋も、野生のカバが踏みしめたけもの道に水が流れこんだ水路が伸びている。

 ザンビア東部を流れるルアングワ川は、ザンベジ川の支流で全長およそ800キロに及ぶ大河である。アフリカ南部に残された自然のままに流れる数少ない手つかずの自然が残っている。

 豊かな流れは雄大な渓谷を形作り、一帯をうるおしている。流域面積は5万平方キロ(九州の1.3倍以上)に及ぶサバンナと疎林が広がる。ルアングワ渓谷は、野生生物の宝庫で、カバやゾウ、キリン、ライオンやヒョウ、アフリカスイギュウなどが生息している。

 逆に、人間はほとんど見かけない土地柄だ。大きな理由の1つは、ルアングワ川がたいへんな暴れ川で、年中大氾濫を起こしていることにある。毎年11月から4月の雨期になると川は激流となって大暴れして、あたりの地形を一変させてしまう。

 そうなると、もう人の手には負えなくなってしまう。普段はひざほどの深さで穏やかな川面が激しい濁流と化し、新たな流路を求めて大地を削り、草原や森を水びたしにする。半年近く続く雨の季節、この渓谷で車は使いものにならない。



乾期の夕暮れ時、餌を求めて川の対岸に渡ったゾウが村の畑を荒らすことがあるのだ。この広大な未開の渓谷でも、ゾウと人間が平和に共存するための解決策が求められている。
乾期の夕暮れ時、餌を求めて川の対岸に渡ったゾウが村の畑を荒らすことがあるのだ。この広大な未開の渓谷でも、ゾウと人間が平和に共存するための解決策が求められている。

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