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もしも悪妻に出会ったならば…

  • 山崎 雅保

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2007年5月30日(水)

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 もとはギリシャ語だろうけど、ボクはその種の言語に無縁。だから英語でお茶濁します。

 By all means marry. If you get a good wife, you will become happy; and if you get a bad one, you will become a philosopher.

<いずれにしたって結婚とは―――。もしも好(よ)き妻と出会うなら、そりゃ幸せになるだろさ。でもさ、もしも悪妻と出会ったならば、それもそれで哲学者となれるだろうな。>

 紀元前4世紀後半に活躍したギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉だとか。ソクラテス自身は書き物をしなかった人。彼の言行はプラトンほかの弟子らによって書き残されたのだとか。

 さても、ソクラテスの言葉、当ってるんでしょうかね。ボクの歴史に照らしてみると…。

 諸般の事情あって破綻に終わった最初の結婚。ふり返ればあの劇的体験ゆえにボクの心はいくらかなりとも耕され、わずかとはいえ哲学的に深まったかも。今も続いている2度目の結婚は、ボクの知性を哲学者とは遠いところに放置してくれるけれど「この結婚のゆえに幸せか」と問われれば、ちと違う。ま、微妙ですな。

 以下“悪妻”に悩んだ男性の相談例(大幅ディフォルメ)。
 50歳直前の彼は、10歳近く若い妻に振りまわされ続けた歳月に疲れ果ててました。憔悴した姿でタメ息まじり。ボソリボソリと語りました。

「妻は気分まかせです。少しでも気分が乱れれば娘と2人で実家に行ってしまう。実家での居心地が悪くなれば、不機嫌な顔で戻ってくる。下手に抗議すればヒステリーの嵐。すぐに“離婚”を振りかざします」

 妻の実家は夫婦の家から徒歩圏。実家と自宅の双方を拠点としながら、妻と娘の生活に支障はない様子でした。けれど彼の生活は支障だらけ。不便なだけじゃない、悔しくてなりません。

「彼女の両親は、離婚をすすめている気配です。だったらそうしてやろうと思って、離婚したいならしよう、といったこともあります。彼女は大ヒステリーを起こしました」

 妻子を棄てる気か。無責任だ。追い詰められて実家に避難せざるを得ない私の気持を考えたことがあるのか。なぜ歩み寄ろうとしない。なぜ安易に身勝手な結論を出すのだ。

 そんな厄介な混乱を、ほぼ結婚直後からくり返しながらも、とうとう離婚しないままの10余年が過ぎて50歳目前。彼はやっとのこと腹をくくり始めていました。

「私だって人並みにゆったり過ごせる家庭が欲しい。このまま年老いるのかと思うと、ほとほと情けなくなります」

 それは当然の思いですね。なぜ、自己主張しないのですか?
「自己主張くらいしてきました。話し合おう。帰ってきてくれ。お互いに歩み寄る努力をしよう」

 すると奥さんはどう反応しましたか?

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