ニンテンドーDSのソフト棚をのぞくと、この機械は本当にゲームマシンなのか? と疑いたくなります。
「マリオ」や「逆転裁判」などなどの人気シリーズ作だけではなく、あらゆる「便利なもの、楽しいもの」が、DSに集まってきている。ここに注目してください。この夏の発売ソフトだけでも、
有名旅行ガイドブック「地球の歩き方」もソフト化されるなど、DSの勢いは止まらない(写真は5月12日のスクウェア・エニックスパーティーのもの)
- 旅行ガイド:地球の歩き方DS イタリア/フランス/タイ(スクウェア・エニックス)
- 園芸ガイド:花咲くDS ガーデニングLife(スクウェア・エニックス)
- 家計簿ソフト:がんばる私の家計ダイアリー(任天堂)
- フェイシングソフト:大人のDS 顔トレーニング(任天堂)
などの、とうてい従来のゲームの範疇には収まらないソフトが、大手メーカーから次々と発売されます。
こうして多彩なソフトが集まってきたこともあり、2007年の1〜6月に発売されたDS用ソフトは170タイトルを突破。7〜8月の夏休み商戦の発売予定ソフトは、およそ90タイトルありますし、年末商戦も同様のペースでの発売ラッシュが訪れるでしょうから、DSは年間ソフト数が400タイトルを突破する見通しとなりました。
「年間400タイトル」の意味するものは
この「年間400タイトル」という数字は、どういう意味を持つのでしょうか。
これまでに、国内で年間400タイトルを超えるソフトを送り出せたのは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの初代プレイステーション(PS)とプレイステーション2(PS2)のみ。ともに最盛期には年間400タイトルを超えるソフトを発売し、王者として君臨しました。PSの絶頂期は、なんと年間600タイトルを超すソフトが発売されていました。
これは大手メーカーが参入しただけでは達成できません。「このゲーム機なら、ビジネスチャンスがある!」と、多くの中小メーカーが参入し、多彩なソフトが揃って、初めて達成可能になる数字です。そしてPS、PS2は「次々に新しいソフトが出るなぁ」というイメージをユーザーに与えることに成功し、王者としての座を安泰なものにしたのです。
2007年。ついに携帯ゲーム機のDSが、年間400タイトルという数字を達成する見通しとなりました。ゲームビジネスの王者の座が、据え置きゲーム機から携帯ゲーム機へと移動したという事実が、数字上でも証明されることになりそうです。
なるか、史上最速の1億台突破
世界市場ではどうでしょうか。2007年春、全世界での販売台数は4000万台を突破。現在も月産250万台(つまり年間3000万台)という驚異的なハイペースで生産されているのに、品薄が続いています。DSは史上空前のペースでの普及を実現しているのですね。
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