• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

10年間、首都圏の子供を走らせる「ポケモン」

2007年8月10日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今年も首都圏では、大勢の子供たちが「ポケモン」を目当てに動き回っています。

 新作ソフトが出たのではありません。夏休みになり、JR東日本で「ポケモンスタンプラリー」が行われる季節になったのです。この季節、「ポケモングッズに身を包んだ大勢の子供たちが、JR車内で目を輝かせている姿」を、わたしたちは連日のように目撃するのが、決まり事のようになっています。

 今年は首都圏の95駅にスタンプ台が用意され、最大で95種類のポケモンスタンプを集めることができる巨大イベントになりました。6駅でポケモンスタンプを集めればゴール駅で賞品がもらえるため、小さい子供でも疲れることなく、達成感が味わえるようになっています。

 ソフト発売とは無関係に、夏休みになるたびに、多くの子供たちを夢中にさせる。ここにこそ、「ポケットモンスター」の凄さが隠されています。

逆風の時代から継続されたサービス

 いまでこそニンテンドーDSは大人気ですから、携帯ゲーム機のソフトを軸にした巨大イベントが開催され、人気を獲得しているのも、自然なことと思うかもしれません。

 しかし、このイベントは1997年にスタートし、ほぼ毎年休むことなく開催されてきました。当時のゲームビジネスの主役はプレイステーションであり、携帯ゲーム機は、ゲームビジネスを語る人たちの視界の中に入っていなかった時代です。そんな頃からスタンプラリーは続けられ、子供たちに愛されつづけてきました。この地道な努力にこそ、私たちは注目すべきです。

 夏休みに公開される「劇場版ポケットモンスター」も同様です。こちらも今年で10周年。子供たちのために、毎年欠かすことなく公開され、つねに安定した興行収益を記録しています。国内だけの話ではなく、「劇場版ポケットモンスター」の1作目は、「北米で公開された邦画」の中で、いまなお興行収入ナンバーワンの座に君臨しています。

 「劇場版ポケットモンスター」の魅力のひとつは、劇場の来場者に、さまざまなサービスが行われること。今年からは、映画館の中にDSを持っていくと「ダークライ」という名のポケモンがプレゼントされるサービスを開始しました。

コメント1

「デジタルエンタメ天気予報」のバックナンバー

一覧

「10年間、首都圏の子供を走らせる「ポケモン」」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リストラなどつらい経験もありましたが、多くの山に登ったことで、別の景色が見えやすくなりました。

吉田 秀俊 VAIO社長