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都会の若年層に急増する“腸の現代病”(上)

この10年で5倍増下痢や血便に注意!大腸がんの発病リスクにも

  • 浜野 栄夫

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2007年9月20日(木)

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 機能性胃腸症ほど患者数は多くありませんが、東京、神奈川などの都市部の若年者を中心に「炎症性腸疾患」という“腸の現代病”が急増しています。代表的なのは潰瘍性大腸炎とクローン病です(ほかに腸管ベーチェット病や感染性腸炎なども)。以前は欧米先進国に多く、日本では少ない病気と考えられていましたが、この10年で患者数が5倍と急増し、2007年の国内患者数は合わせて10万人を超えています。

 病気の原因はまだ解明されていませんが、本来なら外敵を攻撃するべき免疫が、誤って自分のからだ(炎症性腸疾患の場合は大腸や小腸など)を攻撃する「自己免疫」が関与していると推測されています。

 その結果、大腸や小腸などに炎症や潰瘍を生じ、下痢や腹痛、発熱、血便といった症状が現れます。機能性胃腸症は内視鏡検査などをしても特に病変は見られませんが、炎症性腸疾患ははっきりとした病変が確認されます。

 また痔と間違いやすく、放置しておくと大腸がんを発病したり手術が必要になることもあります。またステロイドホルモンの使用やカルシウムの吸収障害で骨粗しょう症を併発することもあります。

 しかし、炎症性腸疾患は“腸のぜんそく”とも呼ばれており、軽い炎症のうちに治療すれば、重症化を防ぎ、強い治療を避けることができます。ここ数年の治療の進歩は著しいので、早い段階で専門医の治療を受けることが大切です。

 潰瘍性大腸炎もクローン病も厚生労働省の「特定疾患(難病)」に指定されており、国庫補助により患者の経済的な負担が軽減されています。

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