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勝敗を分けた敵・味方

I’m playing against a lot of guys, more than the field. ― セルジオ・ガルシア

  • 舩越 園子

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2007年11月8日(木)

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セルジオ・ガルシア

I’m playing against a lot of guys, more than the field. ― セルジオ・ガルシア
(写真:田辺 安啓)

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 全英オープンでパドレイグ・ハリントンに「due(出番、順番)」が到来し、彼が勝つべくして勝ったのだとすれば、3日間首位を独走しながらプレーオフで負けたスペインのセルジオ・ガルシアからは到来しかけていた「due」が逃げていってしまったということになる。

 「この出来事は僕の人生においてニュースではない」と吐き捨てるように言い放ったガルシアの態度は世界のメディアから酷評されたが、実を言えば、プレーオフでの敗北が決まる以前から、ガルシアが負けるであろうことを多くのメディアが予測していた。

 華々しいジュニア時代を経て、19歳でプロ転向。ルーキーイヤーに全米プロでいきなりタイガー・ウッズと優勝争いを演じたガルシアは、近いうちにメジャーを制すると思われていた。しかし、その後は悪態の連続だ。ルール委員の裁定に不服を覚え、怒声を浴びせてペナルティを食らったり、野次を飛ばしたギャラリーに向かってシューズを投げたり。今年3月には2メートルのパーパットを外した腹いせで、カップの中にツバを吐き、その瞬間がテレビに映し出されて大問題になった。

 感情コントロールもできない選手が全英オープンタイトルを手に入れることなんて到底できない――ガルシアを熟知している欧米メディアのそんな予測は、そのまま現実となった。それにしても、彼はなぜ悪態をつき続けるのか。その謎を解くカギは、こんな言葉の中に見え隠れする。

I’m playing against a lot of guys, more than the field.
(僕は全出場選手以外の敵とも戦っているんだ)

 ピンを狙ったショットがたまたまフラッグスティックに命中したとき、「他の選手のボールはピンから30センチのところに止まるのに、僕のボールだけは大きく跳ね返って6メートルも離れてしまう」と嘆くガルシア。自分だけが運が悪く、その運の悪さはゴルフの神様か誰かの仕業だと感じているようだ。「more than the field」とは「全出場選手以外」。つまり、意図的に自分に不運をもたらす悪い悪い神様をさしているのだろう。

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