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フィラデルフィア美術館展

~印象派と20世紀の美術~

  • 杉江 隆

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2007年11月21日(水)

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 上野公園の奥深くにたたずむ東京都美術館において、「フィラデルフィア美術館展~印象派と20世紀の美術~」がクリスマスイブの12月24日まで開催されています。

 フィラデルフィアはアメリカ東部ペンシルベニア州に位置し、ニューヨークからアムトラック(特急列車)に乗り南に約1時間半、人口約150万人、全米第5位の都市です。歴史的には、1776年7月4日に独立宣言がこの地で採択。現在も合衆国建国の息吹が脈々と伝わる、経済・文化の中心地として発展してきました。

米国屈指のフィラデルフィア美術館、収蔵品の多くは、コレクターからの寄贈

 フィラデルフィア美術館は、街の北西部に広がる緑豊かなフェアマウント公園内に立地し、その建物は、ギリシャ・パルテノン神殿を思わせるものです。人気映画「ロッキー」で主役のスタローンが、階段を駆け上がり勝利を目指してジャンプする有名なシーンはこの美術館正面の階段で撮影されました。

 創立以来130年にわたる同館の歴史は、1876年、合衆国独立100周年を記念する万国博覧会で建てられた「メモリアル・ホール」を美術館としてオープンしたところから始まります。現在では展示室200以上を持つ本館に加え、アール・デコ調の新館、そしてロダン美術館などで形成され、中世ルネサンスから現代に至る25万点のコレクションを誇っています。



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「大きな浴女」 ピエール=オーギュスト・ルノワール 1905年 Philadelphia Museum of Art,Gift of Mr. and Mrs. Rodolphe Meyer de Schauensee, 1978

 米国屈指の美術館としてその名を世界に轟かせている同館ですが、これら第一級の所蔵品の多くは優れた個人コレクターから惜しみなく寄贈されたものであり、印象派や後期印象派そして現代美術のコレクションは世界最高レベルのものとして多くの美術ファンを魅了し続けています。美術品寄贈も社会貢献の1つという米国コレクターの常識。これが、日本と欧米の文化の差となっているようにも思えるのです。


19世紀後半から20世紀、西洋美術史のダイナミズムを俯瞰する展覧会

 本展では、19世紀バルビゾン派のコロー、クールベを皮切りに、印象派を代表するモネ、ルノワール等を経て、20世紀のピカソ、カンディンスキー、マティスなど、ヨーロッパ絵画の巨匠たち、そしてこれらにホーマー、オキーフなどのアメリカ人画家を加えた47作家の名作77作品を一堂に展示しています。

 フィラデルフィア美術館収蔵作品の中から、最も多彩でダイナミックな展開をみせた19世紀後半から20世紀の西洋美術史の流れを辿る構成となっており、次のカテゴリーに分けられて展示されています。

1.写実主義と近代市民生活
2.印象派とポスト印象派
3.キュビスムとエコール・ド・パリ
4.シュルレアリスムと夢
5.アメリカ美術

 会場にはマネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌらの印象派や後期印象派の傑作に加え、ピカソやマティス、シャガール、ミロなど20世紀を代表する巨匠の珠玉の名品がずらりとならんでいます。

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