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消えゆく永久凍土--地球温暖化の現実

  • 藤田 宏之

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2007年12月21日(金)

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 世界各地で融解が懸念されている永久凍土。その名のとおり、永久に凍ったままでいられるのだろうか? 美しい空撮写真で凍土の現状を伝える。

 私たちは日々の生活に追われ、美しい風景など目に入らないことが多い。暮らしに忙殺され、人生の大きな目標さえ忘れがちだ。多くの人は現代社会を生き抜くのに精一杯で、美が呼び起こす刺激にも無関心なふりをせざるを得ない。

 みなさんは、永久凍土の写真をみて何を考えるだろうか? 北極圏は世界のどの地域よりも、地球の気候変動の影響がはっきりと表れている場所だ。かつて炭坑では、有毒ガスの有無を調べるためにカナリアを坑道に持ちこんだというが、地球を炭坑にたとえるならば、北極圏という名のカナリアは今、弱々しい鳴き声をあげている。



カナダのトゥクトヤトゥク半島では、凍った地下水が凍土を隆起させ、氷の核をもつ円錐形の丘「ピンゴ」を作り上げる。沿岸部の平原にそびえるイビュークのピンゴは高さ50メートルもある。
カナダのトゥクトヤトゥク半島では、凍った地下水が凍土を隆起させ、氷の核をもつ円錐形の丘「ピンゴ」を作り上げる。沿岸部の平原にそびえるイビュークのピンゴは高さ50メートルもある。

 北極海に浮かぶノルウェー領のスバールバル諸島やアイスランド、カナダの北極圏、シベリア、アラスカ。その中には、永久凍土が解けだし、海氷が薄くやせ細り、氷河が後退しはじめている場所もある。これらの美しい風景は、遠く離れた別世界のようにも見えるが、同時に地球とのつながりを改めて意識させる。特に、今では痛ましい姿になった地域の自然と、人類との絆を。

 北極圏の風景も遠く離れた存在に見える。優美だが、どことなく近寄りがたい。永久凍土の平原にぽつんと浮かぶ小さな丘「ピンゴ」、多角形土、円形土、ビーズ状に連なる池や沼。こうした北極圏の特異な地形は、すべて地球の一部なのだ。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官