去る1月10日に石川遼のプロ転向記者会見が開かれて以来、日本のメディアはこの話題で持ち切りだ。日本のゴルフ史上最年少の16歳でプロ転向というビッグニュースに集まった報道陣は300人超。そのフィーバーぶりは、天才少女と謳われたミッシェル・ウィーのプロ転向会見のそれとそっくりだった。
2005年10月。16歳の誕生日を目前に控えた15歳でプロ転向したウィーは、故郷ハワイで記者会見を開き、米本土の主要なメディアたちは続々と海を渡ってウィーのもとへ駆けつけた。
だが、石川会見とウィー会見には実は大きな違いがあった。それは、アマチュアからプロへ転換するにあたり、当然アピールされるべきビジネス上の「区切り」が、石川会見には不足しており、ウィー会見にははっきりと見て取れたという点だ。
プロ転向した以上は賞金を稼ぎ、ランキングを上げていかなければ生き残れない。プロとしての「商品価値」を向上させるアピールも不可欠。その対策としてウィーは世界屈指のデビッド・レッドベターを専任コーチにすると発表。さらに、ナイキと用具契約を結び、ソニーとスポンサー契約を結んだことも発表した。
そして、米メディアたちを驚かせたのは、アスリートのマネジメント会社として世界中にネットワークを広げるIMGとは契約せず、ハリウッドスターのマネジメントを得意とするウイリアム・モリス・エージェンシーと契約したという発表だった。
プロとしての活動の仕方をきっちり伝えたウィー。その用意周到ぶりには「まだ15歳」という年齢を超えたオーラが溢れ返り、彼女が「特別な存在=ビッグスター」として扱われる妥当性が十分に見て取れた。
だが、そんなウィーでさえ、わずか2年後にこんな言葉を発したのである。
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