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海外で「脳トレ」「Nintendogs」は売れている?

2008年、ゲーム用コンテンツの「ごった煮」化は加速する

2008年2月22日(金)

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 もはや説明するまでもありませんが、ゲーム機は、ただゲームソフトを遊ぶための道具ではなくなりました。

 5年前ならば、大人が「ゲーム機を持っている」と口にしたとき、「ああ、ゲームが好きなんですね」という感想が返ってきたものです。しかし、今は違います。ニンテンドーDSで家計簿をつけたり、お料理をしたりするのは、なにひとつ珍しい光景ではなくなりました。Wiiで体重管理をしている家庭も100万世帯を超えています。いまや誰もが、ゲーム機のことを、「いろいろと便利で、楽しいことができる、便利な道具」だと思うようになっています。

 他のゲーム機も同様です。プレイステーション・ポータブル(以下PSP)をメディアプレーヤーとして愛用している人は多いでしょう。プレイステーション3を「ブルーレイ再生が可能なAV機器」として活用し、その性能に満足している方もいるはずです。ゲーム機以外の道具もそう。いまではiPodは音楽を聴くためだけの動画ではなく、配信されたゲームもプレイできるようになりました。ケータイも、とっくの昔にが「電話をするためだけの道具」ではなくなっています。

 この流れは、もはや止めることはできません。ゲーム機は、猛烈な勢いで、ゲーム以外の「楽しいこと」を次々に飲み込んでいきます。ゲーム機用コンテンツの「ごった煮」っぷり、市場空前のレベルに達し、さらに拡大を続けているといっていいのです。

ゲーム機は、書籍や放送の楽しさも飲み込んでいく

 それを象徴するのが、携帯ゲーム機が「書籍の代用品」になりつつあることです。

 ひと昔前までは、「学習する」ためには書籍に頼るのが一般的でした。効率的に学習させるテクニックや、楽しく学習させるテクニックを持つ人は、そのノウハウを活かした書籍を作ってきました。だからこそ世の中の書店には、大量の学習参考書や問題集があり、それが大きなビジネスになっていたわけです。

 しかし、そんなノウハウを生かしたビジネスを、いまではゲーム機が吸い込みつつあるのは周知のとおり。日本国内で2007年に発売されたDS用ソフトは、およそ430タイトル。なんと、その中の約1割は、すでに「学習系ソフト」になっています。これは「学生が勉強のために使えそう」という基準で抜き出したものなので、大人のための検定試験用ソフトなども入れれば、2割前後を学習系ソフトと分類することも可能です。

 テレビ番組のゲーム化も、もはや当たり前のように行われています。それどころか、テレビ番組を見るときにお茶の間に生まれる楽しさを、そのままゲームするような試みもスタートしつつある。

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「海外で「脳トレ」「Nintendogs」は売れている?」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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