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健康落語「幽霊将棋」---認知症を予防するには?

2009年3月19日(木)

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 立川らく朝の健康落語、今回は認知症のお話。落語のダイジェストとともに、認知症にまつわる医学的うんちくもお届けして参ります。

立川らく朝

立川らく朝
動画はこちらから

 えー、ぼけというものはだいたいこれは健忘症から始まるものなのでございますが、認知症、予防したいわけでございますけれど…

「退屈だなあー。あーあ、いくら定年したとは言え、こうやって毎日毎日詰め将棋ばっかりしてたらしょうがないねどうも…あれ、もうこんな時間か。寝ようかなあ、もう…」

 会社勤めのうちは、飲みに行く、話をする同僚がいくらでもいますが、ひとたび定年を迎えてみると、毎日一人で詰め将棋…。なんて方、少なくないそうです。定年後も会って話せる仲間を作っておくのは大事なこと。仕事一筋で会社を走り抜ける間は充実感でいっぱいですが、定年したら、ぱたっ、と周りに誰もいなくなっちゃう、奥さんは趣味仲間との交流でイキイキと充実していて相手にしてくれない、やっぱり一人で詰め将棋…没頭するほどうちこめば、それはそれでよろしいのですが、あくびしながらいい加減、では、脳がフル回転しません。

「わぁっ! びっくりしたっ! いきなり目の前に人が現れたよ! なっ、なっ、なっ、何ですあなた!」

「あたし、幽霊なんすけど」

「ゆ、幽霊? じょ、冗談じゃないですよ、幽霊たってね、あたしゃあなたから恨みを買う覚えなんかないんですから」

「えー、そうじゃないんですよ、別にあたしね、恨めしくて出てきてるわけじゃないんですよ」

「恨めしくて出てきてるんじゃないの? じゃあ、何だって出てきたの?」

「うへへへへ…忘れちゃったんです」

 認知症というのは原因が大きく2つありまして、半分以上がアルツハイマー、残りの半分が動脈硬化。動脈硬化による小梗塞、非常に小さな梗塞、これが多発する、多発性脳梗塞といいます。多発性の梗塞で脳の血流が悪くなってぼけてきちゃう。これが動脈硬化性の認知症です。もうひとつ、アルツハイマーというは神経細胞が次々に死滅していく病気、つまり脳細胞が壊れるんですね。これに関係しているのが、いまどうも活性酸素が関係しているんじゃないかと言われています。この幽霊も動脈硬化からくる認知症のようです。幽霊界にも医者があって、診てもらったところ…。

「医者に言われちゃったんです。あなた、認知症になってますよ、って。ショックでしたよー。認知症の健忘症だってんでね、今、薬飲んでるんですよ。だけどね、認知症ってね、薬飲んでるだけじゃダメなんだってね。いろいろ自分の好きなことやらなきゃいけないっていうの。もうなんでもいいから夢中になってやれること探しなさい、って言われてね、でもってあたしは、あっちこっちウロウロウロウロ…思い出した…しゃべってるうちに思い出しましたよ!
あなたさ、将棋やってるでしょ、将棋? あたし将棋大好きなのよー。あたしと一緒に、将棋、やろ?」

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