「立川らく朝の「落語で健康! 笑ってメタボ脱出」」

大腸ガンの予防には食物繊維を

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2008年4月9日(水)

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 立川らく朝のヘルシートーク、今回は年々増加している「大腸ガン」がテーマです。脂っこいものが大好きな方、洋食ばっかり食べている方、身に覚えのある方ない方、動画と合わせてお読みくださいませ。

立川らく朝

立川らく朝
動画はこちらから

 いまや日本人の死亡原因の第1位はガンなんですね。統計をみると、いま日本人は3人に1人がガンになる時代になりましてねえ。これはどういうことかと言いますと、たとえば電車の中で座席がありまして、たとえばあなたが座席にずらーっと並んでいるとします。座っているとします。そうすると、あなたの両脇に座っている人がガンにならなければ自分がガンになる。そういう確率ですよ。もうサバイバルゲームをやっているようなもんなんですけどねえ。

 ガンが発生するには、いろいろな原因があります。1つには慢性の刺激。これもガンになりやすい。たとえば食道ガン。熱いラーメンとか辛いスープとか、ガブガブ飲んでしまう方、お気をつけになった方がよろしいようで。また、空きっ腹に強いお酒、ウィスキーなどをストレートで、というのも胃ガンの原因になります。たばこはもちろん肺ガンの原因になります。刺激がほしいとき、ありますよね。それはよく分かります。でも、毎日はやめておいた方がよろしいかと。

 まあ、いろいろなことがありますけどね。いま日本人のガンで、増えているガンと減っているガンがあります。増えているガンの代表が大腸ガン。これはやはり原因がありまして、ふたつあるんです。ひとつは食事ですよ。それはどういうことかというと、洋食を食べるでしょ。ひとつは洋食の油、脂肪。これがいけないんですよ。日本人っていっぱい脂肪を食べるようになったんですね。この脂肪のとりすぎがじつは大腸ガンの原因になっているんですよ。

 どうして脂肪のとりすぎがガンの原因になるかというと、脂肪を食べる、すると、肝臓から胆汁がどっと出てくる。これが十二指腸に出てくるんです。腸の中で脂と胆汁が混ざると、脂肪の消化吸収が非常によくなるんです。だから、油っぽいものを食べれば食べるほど肝臓から胆汁が出てくる。これがどんどんどんどん下に行って、大腸まで行きます。大腸にはみなさんご存じのように腸内細菌というのがいる。この腸内細菌の作用で、じつは胆汁が発ガン物質に変わってしまうんです。腸内細菌、普段は腸内でいいことをしてくれているのに、体に悪いものになっちゃうんですね。ご町内のいい若者が、急に不良になっちゃうようなものです。

 だから、油っぽいものを食べれば食べるほど、結果的に大腸の中に発ガン物質が増えるんですよ。油っぽいもを食べると危ないんですよ。脂肪のとりすぎというのはいけません。これは国民的常識なんですけど、とにかく脂肪をたくさんとると、早く歳をとっちゃうんですよ。ご存じありませんでした?
脂肪をいっぱい食べると、早く歳をとるの。その証拠にアブラのことを英語でなんというかというと“老いる(オイル)”と言っているの。

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著者プロフィール

立川らく朝(本名、福澤恒利)

立川らく朝

落語家、医師(医学博士)、表参道福澤クリニック院長。1954年長野県生まれ。79年、杏林大学医学部卒業。同時に慶応義塾大学医学部内科学教室へ入局。主として生活習慣病、動脈硬化症および予防医学の臨床と研究に従事。専門は高脂血症(学位はコレステロール代謝の研究で取得)。慶応健康相談センター(人間ドック)医長を経て、1992年、メディカルサポート研究所を設立。医療関連サービスビジネスを立ち上げる。2002年、「表参道福澤クリニック」を開設。以後、院長として内科診療にあたる。

1998年、44才で立川志らく門下に客分の弟子として入門。2000年、46才にして立川志らく門下に本来の弟子として入門し直し、プロの落語家としても活動を開始。04年、立川流家元、立川談志に認められ二つ目昇進。

医師である立場を生かし、健康教育と落語をミックスした「ヘルシートーク」、「健康落語」、および「健康一人芝居」という新ジャンルを開拓。マスコミなどで評判となり、現在では全国での公演に飛び回る毎日。

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