• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

フロックなんて言えない ― トレバー・イメルマン

I knew I wasn't too far off. (勝利はさほど遠くないと信じていた)

  • 舩越 園子

バックナンバー

2008年4月24日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

トレバー・イメルマン

I knew I wasn't too far off.

― トレバー・イメルマン

>>画像を拡大表示する

(写真:田辺 安啓)

 米メディアには、なかなかの意地悪がいる。マスターズを制したトレバー・イメルマンの優勝記者会見で、興奮冷めやらぬイメルマンに、こんな質問を浴びせた。

 「昨年のザック・ジョンソンの優勝に対しては『まぐれ勝ちだ』という声が聞かれ、ジョンソン自身は『オレはそんな声は気にしない。タイガー時代にオレが勝ったことは事実だ』と言った。が、トレバー、キミはキミの勝利を今、どう感じているのかい?」

 この質問、分かりやすく言い換えれば「キミはキミの勝利をまぐれ勝ちだと感じているかい?」という意味になる。ご機嫌斜めの選手にこんな質問をしたら「それ、どういう意味だ?」という具合に反撃され、喧嘩になってしまいそうなものだが、グリーンジャケットを羽織ったイメルマンは、にっこり笑って、こう答えた。

 「もう1度、同じことが僕にできるかどうか、それはわからない。けれど、僕がタイガーの絶好調時代にプレーしていること、そして僕が勝ったことは事実だ。そして、僕がこれからもベストを尽くし続けるという事実も変わらない」

 これまでメジャー優勝はもちろんなく、米ツアー勝利数もわずか1勝しかなかった28歳のイメルマン。そんな若き彼がメジャー13勝で通算64勝のタイガーを押さえ込み、マスターズチャンプに輝いたという事実を眺めれば「イメルマンはラッキーだったんだな」「タイガーの調子が悪かったから勝てたんだな」なんて言う人もいるだろう。

 しかし、イメルマンの胸の中には、自らの歩みの中で感じ取ってきた手ごたえと確信があった。僕はきっと勝てる――彼がそんな確信を得たのは、実は2年ほど前のことだった。

 南ア出身のイメルマンが米PGAツアーの正式メンバーとしてプレーし始めた2006年。彼はワコビア選手権、バイロン・ネルソン選手権という2つの大会で続けざまに優勝争いに食い込み、どちらも惜敗した。だが、その2カ月後のウエスタンオープンで彼はタイガーの追撃をかわし、2打差で初優勝を挙げた。そのときイメルマンは、こんな言葉を発した。

「米国ゴルフツアー “たった一言”ストーリー」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

すきま時間を活用できることに気づいた消費者は、時間価値をかつてないほど意識している。

松岡 真宏 フロンティア・マネジメント代表