「立川らく朝の「落語で健康! 笑ってメタボ脱出」」

健康落語「3年目の死神」

メタボな生活習慣は大腸ガンになりやすい

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2008年4月30日(水)

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 立川らく朝の健康落語。今回は『3年目の死神』。取り上げます題材は前回に引き続き大腸ガンでございます。動画のダイジェストとともに、大腸ガンにまつわるおさらいなどあれこれをはさみつつ、お送りして参ります。

立川らく朝

立川らく朝
動画はこちらから

 あのー、すみません。ちょっと山田和夫さんでしょ。山田和夫さん。

 山田和夫なんですけど、あなたはいったい誰なんです。

 あたしね、死神。ちょっとあそこに喫茶店があるでしょ。あの喫茶店に行きましょう。はいはいはい。どうです。見た目は喫茶店ですけど、中はぜんぜん違うでしょ。ずらーっと、ろうそくが並んでいるんですよ。これただのろうそくじゃないんですよ。人間の寿命をあらわしてるんですよ。このろうそくの火が消えると、人間は死んでしまうということになっているんですけどね。

 出ました。古典的な死神。とは言え、見た目はスーツ姿の普通のサラリーマン風。時代に従って死神の様子も変わるようで。

 へえー、ずいぶんいろんなろうそくがありますけど、ちょっと死神さん、ろうそくの真ん中がぷくーっとふくらんでいるろうそくがあるんですよ。なんですか、あの真ん中がふくらんでいるろうそく。

 あ、それ。それ、ろうそくがメタボになっちゃってるの。

 さて、四月からメタボリック検診が始まりました。市区町村からの健康診断の案内に、紙製のメジャーが入っていて、胴回りのサイズを測れるようになっています。さて、ここでクイズです。男性、女性、それぞれ胴回りが何センチ以上だとメタボリックと診断されるのでしょう?
答えは、もう少し先を読んでいただくと出てきます。

 反対に胴体がくびれているろうそくがあるんですよ。なんです、このくびれているろうそくは。

 ああ、これね。これはくびれているところまで火が来るとね、その人間はガンになっちゃうんですよ。最近はこうやって太ったろうそくやらくびれたろうそくやら増えていますけどもね、そんなことより、ご自分のろうそくを見せてあげますよ。ご自分の前にあるろうそく、それがあなたのろうそくですよ。消えかかっているのがあなたのろうそく。

 消えかかっている? これ? あらまー、ちゃばちゃばいっていまにも火が消えそうじゃないですか。これ一体どのくらいもつんです?

 30分、かなあ。

 えええーっ、30分!

 主人公山田さん、おどろいて腰を抜かしそうな事態になっていますが、ここで前のクイズの解答を。メタボリックと診断される胴回りは、男性85センチ以上、女性90センチ以上でした。さてあなたの胴回りはセーフでしょうかアウトでしょうか。

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著者プロフィール

立川らく朝(本名、福澤恒利)

立川らく朝

落語家、医師(医学博士)、表参道福澤クリニック院長。1954年長野県生まれ。79年、杏林大学医学部卒業。同時に慶応義塾大学医学部内科学教室へ入局。主として生活習慣病、動脈硬化症および予防医学の臨床と研究に従事。専門は高脂血症(学位はコレステロール代謝の研究で取得)。慶応健康相談センター(人間ドック)医長を経て、1992年、メディカルサポート研究所を設立。医療関連サービスビジネスを立ち上げる。2002年、「表参道福澤クリニック」を開設。以後、院長として内科診療にあたる。

1998年、44才で立川志らく門下に客分の弟子として入門。2000年、46才にして立川志らく門下に本来の弟子として入門し直し、プロの落語家としても活動を開始。04年、立川流家元、立川談志に認められ二つ目昇進。

医師である立場を生かし、健康教育と落語をミックスした「ヘルシートーク」、「健康落語」、および「健康一人芝居」という新ジャンルを開拓。マスコミなどで評判となり、現在では全国での公演に飛び回る毎日。

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