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シラミ症が拡大中

避けたいプールでのタオル、水泳帽の貸し借り

  • 浜野 栄夫

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2008年5月19日(月)

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 終戦直後に大流行したシラミ症が世界的規模で再び拡大しています。日本では12歳以下の児童を中心にアタマジラミによる被害が全国的に増加の傾向にあり、また都市に多くなったホームレスの人々にコロモジラミによるシラミ症が増えています。

 シラミ症をもたらすシラミには、アタマジラミとコロモジラミ、ケジラミの3種類が知られていますが、このうちアタマジラミは体調2~4ミリメートルで、頭髪部に寄生し、血を吸うことによってかゆみを起こします。

人に寄生するシラミ類(国立感染症研究所感染症情報センターIASR月報Vol.20より)

人に寄生するシラミ類(国立感染症研究所感染症情報センターIASR月報Vol.20より)

 戦後の徹底したDDT等の殺虫剤の散布や公衆衛生の大幅な改善などによってシラミ症は激減しましたが、1971年にDDT等の有機塩素系殺虫剤の使用禁止に伴い、学童や園児にアタマジラミ症の集団発生が見られるようになり、1982年度にはアタマジラミ症患者数は全国で2万4000人を超えました。

 その後、新しいアタマジラミ駆除剤が登場して減少に転じましたが、1990年代になると再び増加傾向を示し、年5000~8000人前後の患者数が報告されるようになりました。アタマジラミ駆除剤の出荷も急増、ある製薬メーカーでは2006年の出荷量は前年比で40%増、2007年も20%増と連続で増えており、アタマジラミ症の増加を裏づけています。

 再流行の原因は明らかではありませんが、世界規模での人の交流機会が増えたことに加え、シラミを知らない親が増え子供のシラミ寄生に気がつかないことも一因と見られています。またシラミ駆除剤に対する抵抗性を持つ新型シラミも確認されており、今後が心配されています。

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