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東京おもちゃショーで見つけた「テレしばい」

2008年6月27日(金)

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 小さな子供たちをターゲットにした玩具には、デジタル・エンタテインメントビジネスにおける、ヒット作の萌芽が隠れていることがあります。

 子どもたちは日々育っていくので、この市場は、常に新規ユーザーを相手にすることになります。作り手側は「いまのテクノロジーで、子供たちを楽しませるにはどうすればいいか?」を、いつも考えさせられるので、過去の常識に縛られない商品が飛び出してくる可能性が高いからかもしれません。

 たとえば、1993年に発売された「キッズコミュニケーション・ピコ」(セガトイズ)がそうです。これはタッチペンで操作するという斬新なゲーム機で、国内での累計普及台数は、およそ350万台。つまりセガのドリームキャストよりも上、任天堂のゲームキューブとほぼ同じ普及を達成した、隠れた人気ゲーム機です。

 「たまごっち」もそうです。まずは1997年に大ヒット。さらには2004~2005年には第二次ブームと呼ばれる現象が起き、なんと月産50万個(つまり年間600万個!)のスーパーヒットを記録しました。

賑わった東京おもちゃショー

 後知恵で分析してみると、ニンテンドーDSが大ヒットする前に、「タッチペンによる直感的な入力が、子供に愛される」ことや、「手軽に持ち運べるデジタル玩具は、子供たちの心をつかむ」ことは、「ピコ」や「たまごっち」が明確に示していた、と考えることもできるでしょう。

 玩具市場で、いま何がヒットしているのか? 子供たちが夢中になる玩具は何か? それをチェックしておくと、未来のテレビゲーム市場における売れ筋が、少しだけ見えてくるのですね。

 さて、そんな視点を持ちながら、6月19~22日に東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2008」について紹介しましょう。

 これは日本玩具協会が主催する、日本最大の玩具展示会。大人が楽しめる玩具(ラジコンなど)から乳幼児のための玩具まで、3万点を越す出展があり、一般公開日である21・22日には、大勢の入場者で賑わいました。

DSに押されているデジタル玩具

 現在の玩具市場は、ニンテンドーDSが爆発的に普及した影響を大きく受けているようです。

 とくに子供向けのデジタル玩具は、ここ数年は苦戦中。前述した「たまごっち」も「ピコ」も、DSの人気が爆発した2006年あたりを機に、その勢いを失いました。そのかわりに、各社ともに玩具市場ではなく、DS市場に参入するようになっているわけです。

 とはいえ、まだまだ意欲的なデジタル玩具も出展されていました。

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「東京おもちゃショーで見つけた「テレしばい」」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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