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笑顔こそスランプ脱出のカギ ― ミッシェル・ウィー

My wrist was broken, but my mind wasn't broken.(手首はダメになったけど、心までダメになってはいない)

  • 舩越 園子

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2008年7月3日(木)

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ミッシェル・ウィー

My wrist was broken, but my mind wasn't broken. ― ミッシェル・ウィー

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(写真:田辺 安啓)

 苦境から脱出する最善の方法は、単純に考えれば、苦境に陥っているその状況を改善、改良するか、あるいは原因を取り除くかであろう。しかし、それが自力でないこともある。ゴルフにおける苦境、いわゆるスランプは、まさにそれだ。

 ここ最近、米女子ゴルフ界でスランプに陥った代表例は宮里藍とミッシェル・ウィー。潜在的な能力や将来の可能性が多大なだけに、彼女たちのスランプは本人のみならず周囲の人々にとっても深刻だった。だが、宮里もウィーも今年はすでにどん底から抜け出し、復調しつつある。

 2人とも、スランプの原因は1つではなかった。いろいろな要素が複雑に絡み合い、マイナスの相乗効果でスランプ状態が悪化していった。だが、彼女たちが長く暗いトンネルから抜け出す上で共通していたものが「笑顔」だったというのは興味深い。

 今年の全米女子オープンにやって来たウィーは満面の笑顔をたたえていた。振り返れば、ウィーが左右の手首を続けざまに傷めたのは昨年の始めごろだった。注目の存在だった彼女は無理をしてその後も試合に出場。昨年の全米女子オープンにも「大丈夫!」と出場したのだが、結局、大叩きの末に途中棄権した。

 緊急用に待機していたドクターやナース、セキュリティガード、大会関係者など10数人に囲まれ、「だって手首が痛いんだもん」と言いながらコースを去っていったウィー。「あれだけ大叩きすれば途中でやめたくもなるだろう」「手首は仮病だ」「氷で手首を冷やす姿が大げさ」「そんなに痛いなら最初から出るな」。米メディアやギャラリーからも厳しい声が飛び交った。

 ウィーのゴルフはその後は落ちていくばかりだった。すでに絶不調のスランプ状態だった昨秋、彼女はスタンフォード大学へ進学。しばらくはプロゴルフ界から遠ざかり、大学生活を重視すると公言した彼女は、実際、学生寮に入り、普通の女子大生ライフを満喫し始めた。おそらくは、それが功を奏したのだと思う。ウィーは、すっかり謙虚になった。そして「どんなときも笑顔を絶やさないことの大切さを身を持って知った」と言う。

 今年の全米女子オープン。久しぶりにビッグ大会に顔を出したウィーに米メディアが注目した。記者会見では、スタンフォードでの教育の成果なのか、すっかり成長して大人びた発言とウィットに富んだジョークを連発した。一番、驚かされたのは、この一言だ。

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