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モノを言うのは事前準備――アンソニー・キム

My game last year reflected how I was living.(去年のゴルフは僕の態度の反映だった)

  • 舩越 園子

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2008年7月17日(木)

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アンソニー・キム

My game last year reflected how I was living.

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(写真:田辺 安啓)

 「タイガー・ウッズのトーナメント」と呼ばれるAT&Tナショナルは、昨年、タイガーを大会ホストに迎え、独立記念日ウィークに創設された新規トーナメントだ。しかし今年は第2回目にしてホスト不在。理由はもちろん左膝の手術を終えたばかりのタイガーが来場不可能だったからだ。

 タイガーのいないタイガーのトーナメント。普通に考えれば、盛り上がるわけがない。1週間の入場者数は前年比25%ダウン。しかし、それでも毎日2万人前後のギャラリーが会場のコングレッショナルを訪れた背景には、 米PGAツアーのニューヒーロー、アンソニー・キムの活躍があった。

 キムは韓国系アメリカ人で23歳。06年のQスクール(予選会)を13位タイで通過し、07年からツアー参戦を始めたばかりの「2年生」だ。ルーキーイヤーの昨年からトップ5に3回も食い込む大健闘。そして今年はワコビア選手権で大会記録を3打も更新しながら堂々の初優勝。続いて、タイガー不在のAT&Tナショナルで2勝目を挙げた。

 そんな経緯はさておき、キムを眺めていると、必ず思い浮かぶのが石川遼だ。プロ転向会見のときから「これ以上、飛ばせないというぐらい飛ばしたい」と語り、予選落ちが続く今もドライバーにこだわり続ける石川の姿が、勝てそうで勝てなかった昨年までのキムのそれに、どこか似ているからだ。

 小柄ながら筋肉隆々のキムは、軽くドライバーを振るだけで300ヤード超を飛ばすロングヒッター。彼自身、飛距離は自慢であり、自信の礎だった。そして、さらに飛ばしたい一心で、彼はショット前の素振りを一切やめてしまったのだ。

 「素振りでエネルギーを消耗したくない」

 つまり、素振りを行うエネルギーを節約し、そのエネルギーを本番ショットに注入して、さらに飛ばそうと考えたのだ。しかし、そんな“省エネ”で実際に飛距離が伸びることはなく、勝利にも手が届くことはなかった。

 そして今年。キムは突然、素振りを始めた。すると開幕早々から3位、2位と上位入りが続き、5月に初優勝、7月に2勝目。「省エネ」効果はなかったが、「素振り効果」は絶大だなあと思っていたら、キム本人は、そんな「○○効果」を飛び越えて、もっと大きな手ごたえをつかんでいた。

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