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粋に行こうよ! ゆかたに着替えてストレス解消

『男の着物 練達への近道読本』 塙ちと著 日東書院 1500円(税別)

  • 松島 駿二郎

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2008年7月25日(金)

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『男の着物 練達への近道読本』 塙ちと著

『男の着物 練達への近道読本』 塙ちと著

 メタボ系の腹が目立たないように、ズボンのベルトを締め付けていませんか。サスペンダーは両肩の凝りの原因になっていませんか。これらはみな、ストレスのもと。

 ビジネスウエアは、どんなにラフに着こなしても、ストレスのもとになりかねない。ネクタイ、背広、スーツ、下着類など締め付け系のなどはすべてストレスのもと。パンスト、靴下も含めて締め付け系(ストレス系)の服装に別れを告げよう。そして、ゆかたに着替える。

 ゆかたをフワリとまとい、腹を締め付けず、腰骨で帯をきゅっと締める。それだけで身体が空気中に浮かぶ。やや鈍くなっていた五感が鋭敏になっていく。ビジネス着を、ゆかたに着替えるだけで、気分はリラックス。ゆかたの秘密は、締め付けから逃れることだ。

 浴衣を漢字にすると浴衣となる。ゆかたの発祥は室町時代の湯帷子(ゆかたびら)に起因する。武士たちが湯を浴びるときの衣装が湯帷子である。湯帷子をを浴衣と短縮したのは江戸時代のこと。風呂上がりのくつろぎ着となり、庶民全般に愛されてきた。豊かになった町民はゆかたの反物に凝った。江戸流の文様を様々に発展させ、「万物文様にならざるはなし」、といわれるほど、ゆかた文化は爛熟した。

 文明開化後も、ゆかたは廃れるどころか、大いに湯上がり着として重宝されてきた。もちろん湯上がり着だから、ちょいと向こう三軒両隣に出まわるだけがエチケットだった。ゆかたで電車に乗ると言うのは、いってみればステテコで、電車に乗るようなもので、行儀の悪いことだった。

 ところが、最近では夏の花火大会に向かう電車などで、堂々とカップルの浴衣着などがよく見られるようになってきた。そんな行儀悪さも、端で見ているとなかなか粋で、かっこよい。小物に凝ったり、意識的なおしゃれを楽しんでいるのだ。(『着物Beginこの夏はゆかたでデート』世界文化社刊)などという、ゆかた外出・遠出のおしゃれなムックも出ている。

 でも、ゆかたを粋に着こなすのはちょっと難しい。粋と野暮とは紙一重、と昔から言うではないか。

 簡単に野暮にならない秘訣を披露しよう。

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