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爽快!紙ヒコーキを飛ばしてストレス解消

『飛べとべ 紙ヒコーキ』戸田拓夫著 二見書房刊 1300円(税抜き)

  • 松島 駿二郎

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2008年8月8日(金)

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 誰だって、紙ヒコーキを折ったことがあるだろう。1枚の紙を何度か折り畳むと、不思議なことに、揚力が付いて、すっと投げると、空気の流れを捉えてどこまでも飛んでいく。紙ヒコーキ界の第一人者戸田拓夫さんは、早稲田大学理工学部に入学した後に病を得て、入院生活を余儀なくされた。

 そのとき、無為の中から見つけ出したのが、紙ヒコーキだった。病室で飛ばす、紙ヒコーキが良く飛ぶのを見せると、誰もが喜ぶ。下宿でゴロゴロしているときも紙ヒコーキを折り続けた。部屋は足の踏み場もないほど紙ヒコーキで埋まってしまったという。

 良く飛ぶ紙ヒコーキのおかげで病を脱した戸田さんは、紙ヒコーキはストレス解消にもってこいだと気付く。それを実感した戸田さんは、以来良く飛ぶ紙ヒコーキの研究一筋30年。折り紙ヒコーキははさみを使わないのが原則だ。

 戸田さんが考案した紙ヒコーキは500種(機)にも及ぶ。戸田さんはたくさんの紙ヒコーキの本を書いている。それぞれの紙ヒコーキには名前が付いている。「ステルス」、「ボンバー」など戦闘機系もあれば、コガネムシ、いかヒコーキ、はばたきカモメなど生物系もある。言われてみれば、みなその形を彷彿とさせる。

 ところで、もっとも古典的であり、小学校の折り紙時間で誰もが習う紙ヒコーキは、「へそヒコーキ」というのだそうだ。思い出しながら、戸田さんの指示通りに折っていくと、確かに良く飛ぶ紙ヒコーキができる。なぜこのヒコーキをヘソヒコーキというかは、折り紙ヒコーキ博士の戸田さんにも分からないという。

 自分で折った紙ヒコーキを飛ばすほど、爽快なことはない。ストレス解消にもってこいだ。良く飛ぶ紙ヒコーキは、不思議な力を持っている。部屋の中で飛ばすだけでは満足できず、戸外で飛ばしたくなる。マンションの屋上などから飛ばせば、どこまで飛んでいくのだろう、と試したくなる。

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