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「コミュニケーションのルール」は人を楽にする

心のバラバラから職場を守れ!

  • 鈴木義幸

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2008年10月14日(火)

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 「風通しの良い職場」というと、規律や規則のない自由奔放に働ける職場を想像するかもしれません。

 でも、実際に、そんなことはありません。

 活発なやりとりのある職場は、たいていしっかりとした「ルール」を定めています。どのようなコミュニケーションを交わすべきか、明確な決まりがあります。

日本一監督の檄「言いたいことは陰で言うな」

 先日、早稲田大学ラグビー部の中竹竜二監督とお会いする機会がありました。ラグビー部を、昨年は大学選手権準優勝、今年は優勝へと導いた名将です。

 監督は、学生たちとの関係について、こんなことを話してくれました。

 「自分は決してカリスマ的なリーダーではありません。選手は僕のこと半分なめてますから(笑)。でも、だからこそいろんなことを言いやすいんでしょうね」

 リーダーシップよりもフォロワーシップ。強く方向性を示すのではなく、選手1人ひとりに、勝つために何をすべきか考えてもらい、自分たちの強みを見出してもらい、それが結実するようにサポートするのが自分の役割。そう公言されている監督らしく、大学日本一のラグビー部の指揮官とは思えない柔和さをもっていらっしゃいました。

 「ただね」と、中竹監督は、こう付け加えます。

 「選手にはいつも言っているんです。言いたいことがあったら、絶対に陰で言うな。直接俺に言って来い、と」

 ああ、監督と選手たちのコミュニケーションにルールがあるんだなと思いました。不満があれば、表で言葉にする。そのルールがあるからこそ、自由で闊達なチーム文化が形成されているのでしょう。

新任教師の挨拶ルールで荒廃中学校が復活

 以前、荒れ放題だった大阪のある中学校をたった1人で改革したという先生にお会いしたことがあります。この先生は、日本で美術大学を卒業した後、ペルーに赴き、そこで10年近く現地の子供たちに絵画を教えていました。

 家庭の都合で10年ぶりに戻ってきたときに着任したのが、当時の大阪で一番荒れた中学校。彼の家族も友人も、彼の不運な巡り合わせにため息をついたそうです。

 ところが、わずか2年で、その先生は地域の人も驚くほどその中学校を変えてしまった。教育論などさして知らない1人の美術担当の先生が、暴力で荒廃した学校を、普通に授業が行われる学校に戻してしまったのです。

 私はその先生に、「どうやってその中学を変えたんですか」と尋ねてみました。先生はしばし床に視線を落とした後、ゆっくりと顔を上げ、話してくださいました。

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