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「脳内イメージ」をポジティブに保つ

自己コントロールの意外なヒント

  • 鈴木義幸

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2008年11月4日(火)

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 突然ですが、最近出席した会議のことを思い浮かべてください。

 どんな議題を話しましたか? 場所は? 誰が出席者でしたか? 会議の雰囲気はどうだったでしょう?

 さて、今、みなさんの頭の中にはどんな映像が浮かんでいるでしょうか。次は浮かんでいるその映像について、以下の質問に答えてみてください。

・その映像には色がついていますか? それとも白黒ですか?
・その映像は大画面に映し出されている感じでしょうか? それとも小さくまとまっていますか?
・平面的な映像ですか? それとも立体感がある3Dの映像ですか?
・どの辺りにその映像があるように感じますか? 目の前にある感じでしょうか? それとも遠く離れたところにある感じですか?

“過去の再現”が気分に大きく影響

 人は無意識のうちに、無数の過去の出来事を映像として自分の頭の中に再現しています。例えば、次の会議に向けて資料を作るときに、「前回の会議ではどのように資料が使われたか」その光景を頭の中で繰り返し再現する。もちろん、意識的に「前回はどうだったかな」と再現することもありますが、案外、知らず知らずのうちに映像が脳内に想起されることは多いものです。

 次の会議に向けて内容を練っているときに、前回の会議のことが再現されるといった、文脈的に“正しい”再現もあります。が、まったく脈絡なく映像が再現されることもままあります。メールを打っているとき、喫煙ルームでたばこを吸っているとき、週末友人と食事をしているとき、突然、何の前触れもなく前回の会議のことが蘇る。

 いずれにしても、人は頭の中で頻繁に過去を振り返りながら生きています。そして、実は、過去をどのように再現しているかが、その人の気分に大きく影響を与えています。

 気分を重くする過去の再現のしかたはこんな感じです。ネガティブな体験を大画面でしかも立体感を持たせ、自分の近くに引き寄せて見つめてしまう。一方でポジティブな体験のほうは小さな画面で平面的に、遠く離して眺めてしまう。

 例えば、「会議で上司に懇々と詰問された」苦い体験が、ものすごくリアルに大きく活き活きと目の前に現れるわけです。気持ちが重くなって当然ですよね。「お客様にほめられた」といった嬉しい体験のほうは、片隅に小さくモノトーンで映るのみ。こうした映像には、気持ちを一気に好転させるような影響力がありません。

 気分を明るくする再現のしかたは、気分を重くするのとは逆のパターンです。ネガティブな体験はモノトーンで遠くに小さく、ポジティブな体験はスーパー大画面でカラフルに思いっきり自分に近寄って蘇る。このパターンのほうが、明るい気持ちになりますよね。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官