11月20日に発売されるWii用ソフト「街へいこうよ どうぶつの森」は、要チェックの商品です。でもどこが要チェックなのか、プレイしたことのない方に説明するのは、ちょっと難しい。
「どうぶつの森」は、ひとことでいうと、どうぶつたちが暮らす村での、のんびりした生活を楽しむゲームです。釣りをしたり、昆虫採集をしたり、お気に入りの家具を集めたり、村に住むどうぶつたちとのたわいもない会話を楽しむという、まるでゲームっぽくない不思議なゲームでもあります。

「街へいこうよ どうぶつの森」。どうぶつたちのいる村で、きままに暮らすゲーム。今度は街にも行けるようになった。11月20日発売。5800円(Wiiスピーク同梱版は7800円) (c)2008 Nintendo
しかし、そんな不思議なゲームは、子どもから大人まで、性別を問わず、爆発的に愛される人気シリーズになりました。シリーズ前作のニンテンドーDS版「おいでよ どうぶつの森」は、国内だけで500万本前後のヒットを記録。全世界でも1000万本近くを売り上げました。熱心なゲームファンではなく、ごくふつうのユーザーに愛されていることが、その最大の武器でしょう。
しかし、そんな人気シリーズの最新作が登場するから「要チェック」といっているのではありません。
より注目すべきは、同時発売される周辺機器「Wiiスピーク」です(注:ソフト同梱版もあります)。そこで、デジタルエンタテインメント・ビジネスの未来を左右する、ひとつの挑戦が行われていることこそが「要チェック!」なポイントです。
Wiiスピークがリビングルームを繋ぐ

Wiiスピーク。WiiのUSB端子に接続して使用する、マイク機能を持った周辺機器。単体の価格は3800円。12月4日発売。遠距離会話を楽しむためのソフト「Wiiスピークチャンネル」も配信される
Wiiスピークとは、「みんなの声を拾ってしまう、高性能なマイク」みたいなもの。
これをリビングに設置すると、部屋にいる人たちの声を拾います。そしてWiiスピークを設置した家庭同士が、ともにインターネットに接続されていれば、それらのリビングにいる人同士が、あたかも隣にいるかのように、みんなで会話できるようになります。最大で4つの家庭が同時に繋がり、わいわいと会話できるようになるようです(一方がWiiスピークを持っていない場合でも、Wiiスピークを持っている側の音声を聞くことは可能です)。
そもそも「街へいこうよ どうぶつの森」は、交流を楽しむゲームでもあります。インターネットを介して、他人の村へ遊びに行くのが楽しいのですね。そこでキャラクター同士が出会い、一緒に遊ぶことも可能。シリーズ前作では、文字を使って会話することしかできませんでしたが、今回からは「Wiiスピーク」あれば、そこでプレイヤー同士が、実際におしゃべりできるようになります。シリーズファンにとって、これはとびきり嬉しい新機能でしょう。
もっとも、ネットを介して会話するという技術自体は、とくに新しい機能ではないことはご存じですね。これは「音声チャット」と呼ばれ、PCゲームはもちろん、いまや家庭用ゲーム機でも、オンラインゲームを楽しんでいる人たちにとって、ごく当たり前のものにすぎません。
しかし、それらの音声チャットと、Wiiスピークには、大きな違いがある。そのことに、ぜひ気づいておいてください。
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