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ゲームソフトは「2年後」が豊作。WiiとPS3はまさに今年!

「隠れた名作」たちがこぞって再チャレンジ

2008年11月28日(金)

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 2008年の年末。据え置きゲーム機のソフトが、ついに充実しはじめます。

 ワインの熟成みたいなものです。ハードが世の中に登場してから、「商品として美味しい」レベルのソフトが世に出てくるのには、ある程度の時間がかかります。テレビゲーム・ビジネスでは、その期間は、およそ2年。そこを機に、堰を切ったように話題作が登場することになるのですね。

 2年前の年末も同様でした。ニンテンドーDSが発売されてから2年目の年末にあたる2006年末には、11~12月だけで70を超えるタイトルが市場に投入されるソフトラッシュとなりました。前年同期比で約50%アップ。ハード発売から2年目の年末商戦を機に、ニンテンドーDSの人気が確固たるものになったことがわかります。

 そして、2008年。WiiやPS3の発売からちょうど2年にあたる今年の年末は、据え置きゲーム機の番になります。

 多くのソフトメーカーが、新マシンの開発に馴染み、意欲作を投入するタイミングになりました。ハードメーカーが牽引してきた据え置き機市場に、他ソフトメーカーがいよいよ本格的に参入することになるでしょう。

10年ぶりに復活する「実写系・群像劇ゲーム」

 それらのソフト群を眺めていると、ちょっとした特徴があることに気付きます。

 「かつて話題になったけれど、ちょっと忘れられているタイトル」が、いくつか復活しているのですね。昔からゲームに親しんできた方にとって、「懐かしいなぁ」と口にするソフトが散見できる状況になっています。

 「428 ~封鎖された渋谷で~」が、その代表でしょう。これは渋谷を舞台にした、実写の静止画をベースにしたゲーム。小説を読むかのように文章を追いかけていく、サウンドノベルと呼ばれるジャンルに属します。その最大の特徴は、小説や映画のジャンルでいうところの「群像劇」のようなスタイルを持っていること。複数の物語が複雑に交錯していくことを楽しむ、なんとも独特のテイストのゲームです。

「428~封鎖された渋谷で~」

「428~封鎖された渋谷で~」。ひとつの街で、いくつもの物語が同時進行。そんな複数の物語の、複雑に絡んだ伏線を、もつれ合った糸をほぐすようにして解いていく独特のゲーム。Wii用ソフト。販売元:セガ。12月4日発売。7140円(税込み) (c)2008 CHUNSOFT

 昔ながらのゲームファンにとっては、これが1998年に発売された「街~運命の交差点~」(セガサターン用ソフト)と、まったく同スタイルのゲームであることは一目瞭然。ご存じない方のために説明しますと、「街~運命の交差点~」というのは、いわば「単館公開だったのに、映画ファンから熱狂的なまでに賞賛された作品」といったソフト。ただしセールス的には厳しく、その続編が作られることはありませんでした(現在、プレイステーション・ポータブル用に「SEGA THE BEST 街~運命の交差点~特別篇」が発売されています)。

 そんな長きにわたって眠っていたこのシリーズが、10年ぶりに復活します。昨今のテレビゲーム・ビジネスの盛り上がりはホンモノなのでしょう。なにしろ、こういった「隠れた名作」に再チャレンジの場が与えられているのですから。

安価で提供されるゲームキューブ時代の傑作群

 他にも、市場に再チャレンジしているソフトは散見できます。たとえば任天堂が用意する「Wiiで遊ぶ」シリーズというソフト群も同様です。

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「ゲームソフトは「2年後」が豊作。WiiとPS3はまさに今年!」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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