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“しゃべりすぎ”の人には「バランストレーニング」

舌好調がとるべき“間”、シャイな社員が使える“パコ”

  • 鈴木義幸

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2008年12月1日(月)

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 ある高名な禅僧の講演を聞いたことがあります。まずはとても印象に残ったセリフから。

 「多くの人が世界は平和であるべきだと言います。ですが、目の前の人と平和を作り出せない人は、いくら世界が平和だとしても、平和を感じることはできないでしょう」

 「平和」は、「風通しのいい職場」に置き換えることができます。

 「多くの人が職場は風通しのいい場所であるべきだと言います。ですが、目の前の人と風通しがよくない人は、いくら職場全体の風通しがいいとしても、風通しのよさを感じることはできないでしょう」

 目の前の人との風通しをよくすることができる人は、職場全体がどうであれ、風通しのよさを常に感じることができます。みなさんの周りにも、環境に影響されず涼やかに振舞っている人もいるのではないでしょうか。

 「目の前の人との風通しがよい」とはどういうことでしょうか。

 簡単にいえば、「自分が思っていることが言え、相手の思っていることが聞ける」ということですね。お互いにちゃんと思っていることを言い合えれば職場全体がどうであれ目の前の人との風通しはよくなります。

 で、誰もがバランスよく「言う」と「聞く」をできればいいのですが、大抵はたいていどちらかに偏ります。つまり、「言えるけれど聞けない」か、「聞けるけれど言えない」か。

 この両方のパターンに対して処方箋を書いてみたいと思います。

“銃口”を受けること50分、ついに席を立つ

 まず「言えるけれど聞けない」というケース。
 
 以前、ある不動産会社の営業執行役員の方をマンツーマンでコーチングしました。年齢は50代半ば。黒々とした髪をオールバックに整えています。

 営業一筋というだけあって、次から次へと言葉が出てきます。最初は自分のことを積極的にお話しくださる、いいクライアントだなと思っていました。でも次第に、言いたいことを言えない苦しさが自分の中に広がっていくのがわかりました。話にほとんど間がないからこちらが言葉を挟みたくても挟めない。

 なんとかタイミングを見つけて「入ろう」とするのですが、そのタイミングがまったくやってこない。30分ほど入ろう入ろうと苦闘していましたが、40分も過ぎると、自分の中に“諦め”が漂い始めました。「こりゃだめだ」。

 そして50分が経過。このまま終わるわけにはいかないと思い、その場で立ち上がりました。役員は驚いて「どうしたんですか」と、けげんな顔。私は思い切って言いました。「この50分間○○さんのお話を聞いていて自分が何を感じたか、言ってもいいでしょうか」。

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