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【第2回】ストレス障害を防止し動脈硬化を抑える

チョコレートとカカオポリフェノールの健康知識

  • 原田英子

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2008年12月8日(月)

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働く女性が、自分へのご褒美として、1粒1000円近くもするような高級チョコレートを買うという時代。まさに食べる宝石のようなチョコレートが存在する一方で、まだまだ所詮お菓子というニュアンスでとらえる男性が多いのも事実。実はメタボに悩むおじさんたちにこそ注目してほしい効能がある。前回に引き続き、チョコレート博士の異名を取る、茨城キリスト教大学の板倉弘重教授に聞いた。(聞き手:ビジネス局企画編集部 阪田英也)

――カカオポリフェノールの抗酸化作用が分かったのは、比較的新しいことでした。以来、様々な健康効果面での研究がなされてきましたね。

板倉:チョコレートの抗酸化作用が発表されて間もなく、1995年の第1回開催を皮切りに、毎年、「チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム」で様々な研究成果が発表されています。

茨城キリスト教大学の板倉弘重教授

茨城キリスト教大学の板倉弘重教授

 それまでは、チョコレートの健康効果に関する論文はゼロに等しかったのですが、最近、医学雑誌「サイエンス」とか、科学雑誌「ネイチャー」など一流雑誌にも、チョコレートの健康効果に関する論文が非常に増えてきました。

――どのような効果が発表されているのですか?

板倉:カカオポリフェノールには病原菌を抑える働きがありますが、口中では虫歯菌を抑え、胃ではピロリ菌を抑えます。

 チョコレートを食べると虫歯になるといわれたものですが、いまは全く逆ですね。たしかに砂糖の多いチョコレートを食べて歯磨きもせずにいたら虫歯になるでしょうが、ビターチョコレートで、甘みも砂糖ではなくキシリトールやオリゴ糖などでつけたものなら、かえって虫歯を予防できるということを、歯科医の先生が発表されています。

 そのほか、チョコレートに含まれているテオブロミンという成分には、神経系を鎮静化させるような働きがあり、カフェインには、お茶やコーヒーのカフェイン同様、いくぶん興奮作用がある。この二つの成分の組み合わせで、抗ストレス作用が発揮されます。戦時中、アメリカ兵がチョコレートを軍用食として持っていたのは、エネルギー源としてだけではなく、メンタルヘルス面での効用という理由もあったんですね。

 また、山登りやハイキングのお供に、チョコレートは必須です。エネルギーもあるし、携帯しやすい。疲れると活性酸素が増えてきますが、チョコレートの抗酸化作用は疲れを取ってくれます。ナポレオンがアルプス越えをしたときにチョコレートを持っていったという記録が残っています。

 最近、チョコレートに関する論文で多いのは、血圧降下作用。ポリフェノールが血管を広げ、血流をよくしてくれるので、血圧も下がるし、冷え性にも効果があります。

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