• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

禅の言葉をかみしめる

『道元「禅」の言葉』境野勝悟著 知的生き方文庫 三笠書房 571円(税抜き)

  • 松島 駿二郎

バックナンバー

2008年12月11日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 人が生きていくと、太古の昔から、あるいはもっともっと昔、ホモサピエンスがアフリカを出た時代から、仲間同士の対立や軋みや悩み、心の病などがあったに違いない。心の病というと、大げさに受け取る人もいるだろうが、なに、ストレスのことだ。

 ちょっと考えてみよう。ホモサピエンスのストレスとはどのようなものだったのだろうか。まずは生きていくための食糧の確保だ。狩猟民だから、技術によって個体間に格差が生まれる。すでに、ここでストレスの要素が生まれている。

 このまま、ホモサピエンスは地球上に広がっていき、現在に至った。その長い期間、ホモサピエンスは技術を育み、またもっと長い期間をかけて文明を発展させてきた。この長い長い間、ストレスはホモサピエンスに影のように寄り添ってきた。懸命に文明の発達を追い求めながら、ふと振り向くとストレスという影はピタリとくっついたまま一刻たりとも離れようとしない。

 時折、賢人といわれる男が登場し、ストレスという影をホモサピエンスから引き離すための賢い言葉を残していった。長い時間が経ったわけだから、賢人もたくさん出現した。イエス・キリストもその一人。釈迦もその一人。中国の賢人たち(孔子、孟子、老子)、そして、本書の道元などもその一人だ。

 彼らは賢人らしく、皆が皆良いことを言うのだが、肝心のホモサピエンスの方では、良いこと言うな、と思っても、片端から忘れてしまう。そして、ストレスを背中に背負ったまま、現代のストレス一杯の社会に生きている訳だ。

 この状態からの最良の処方箋は、何度か読み返すことだ。

コメント0

「心と体に効く本・響く本」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長