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不況だからこそ、「いいんじゃないですか!」

逆風を利用して浮上するための職場心理学

  • 鈴木義幸

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2008年12月15日(月)

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 経済環境はここに来て一層厳しさを増しています。

 みなさんの会社は、この景況の悪化に影響を受けていますか。職場のムードが落ちこんでしまっていますか。

 集団内のムードは、結果の好不調に左右されるものです。スポーツも連勝に次ぐ連勝のときは、チーム内は活況を呈します。それまであった監督への不満などはすっかり影を潜め、みんながイケイケになります。

 会社だって同じです。右肩上がりで業績が伸びているときは、メンバー同士のコミュニケーションが盛んで、前向きなムードが職場に自然と沸いてきます。

 難しいのは不調期です。スポーツでいえば負けがこんできたとき、会社でいえば業績が横ばい、あるいはマイナスに転じたときでしょう。

敗れたからこそ得られる明確な目標

 連動して落ちていくムードをどうするか。追い風が向かい風に変わり、メンバーが「まずいな」と思い始めたときに、どれだけそのチーム本来の明るさや、前向きさ、エネルギーを引き出せるか。

 逆境においてこそ、底力が問われます。集団の風土が表れるのだと思います。

 現在サントリーのラグビーチームを率いている清宮克幸さんが、まだ早稲田大学の監督だったころ、私どもの会社主催のイベントにパネラーとして出演してくださったことがあります。

 イベントが始まる前、控え室で清宮さんから次のような趣旨のお話を伺いました。

 「弱くなった早稲田ラグビーを復活させること。それが自分に与えられた役割でした。就任1年目の春のオープン戦で、早稲田は前年覇者の関東学院に負けました。ある程度力がついたと思えるようになった矢先の大敗。選手たちにとって、とてもショックな結果でした」

 「でも、僕は試合後、意気消沈した彼らに言ったんです。『今回の負けによって、俺たちに何が足りないのか、関東学院との差はどこにあるのか、それがはっきりと認識できた。あとはそれを埋めるだけだ』。選手の顔は見る見るうちに明るくなりましたよ」

 その後、早稲田ラグビーは見事に復活。清宮さんの監督在任中、大学選手権優勝3回、準優勝2回という素晴らしい成績を残したわけです。

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