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「ニンテンドーゾーン」出現! マスだけでなくニッチも狙う

DSiが目指すローカルビジネスの金脈とは?

2009年1月9日(金)

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 2009年がやってきました。今年は、まずニンテンドーDSiに大きな注目を寄せておいてください。すでに、いろいろな動きが見えてきています。

 昨年12月から、専用のダウンロードコンテンツ「DSiウェア」の配信がスタートしました。「ちょっと脳トレ」「ちょっとドクターマリオ」など、従来の人気タイトルの簡易版(といっても、じゅうぶんに遊べるもの)や、気軽なパズルゲームなどが200~800円でダウンロードできるようになっています。今後も、ゲーム以外の便利なツール(電卓など)の配信が予定されていくようです。

 そんな配信コンテンツの中で、もっとも注目すべきは「うごくメモ帳」。

「うごくメモ帳」

かんたんにぱらぱらマンガを作り、投稿できる「うごくメモ帳」。ニンテンドーDSiがネット接続されていれば、DSiショップでダウンロード可能。
(c)2008 Nintendo

 無料でダウンロードできる気軽なメモ帳です。カレンダー機能を使ってメモを残し、簡易スケジューラーとしても活用可能。しかし、いざ使ってみると、驚くほどかんたんに“ぱらぱらマンガ”が作れてしまうことに、驚かされます。

 タッチペンで絵を描いてもいい。写真を使ってもいい。それらを組み合わせてもいい。最大で999枚の長編ぱらぱらマンガが作れてしまう。マイクを使ってナレーションを入れることも可能。完成した作品は、ネット上にある「うごメモはてな」に投稿すれば、全世界の人たちに見てみらえます。ここで「子供に見せても問題なし」と判断されたものは、DSiでも閲覧可能になる仕組みです。

 この手軽さが受けました。あっという間に、小さな子どもの作品からプロ級のものまで、山のような投稿がネット上にあふれています。ゲーム機を使って、ここまで「自由自在に投稿できる遊び」が誕生したのは、これが史上初でしょう。百聞は一見にしかず。詳しくは公式サイトをごらんください。

(「うごメモはてな」の公式サイトは、こちら

そこに行かないと手に入らない、役に立たない

 この後も、DSiは、まだまだ面白い動きを見せそうです。ひとことでいうと「地域密着の、ローカルなコンテンツ」が出てくると考えておいてください。

 その一例が、いずれ「DSiウェア」のひとつとしてダウンロードできるようになる路線図ソフトです。これまでのゲームソフトとは、まったく異質のコンテンツですね。なにしろ、都市部に住んでいる人以外には不要です。都市部に住んでいる人(あるいはやってくる人)だけが、乗り換えのときに活用するものであり、なんともローカルなコンテンツです。

 これだけではありません。今後、街中でニンテンドーゾーンと呼ばれるサービスが開始されることもアナウンス済み。これは街の中に用意される、DSi用コンテンツの発信基地だと考えてください。ニンテンドーDSiを持って、そのゾーンに入ると、いろいろなコンテンツがダウンロードできるようになるようです。そこからは、その地域ならではのコンテンツが提供されるかもしれません。

 つまり、どんなことが起きるのか?

 たとえばテーマパークでは、アトラクションの情報が得られるかもしれません。混雑具合が表示されるかもしれません。ショッピングセンターでは、店舗地図や、注目の商品がアピールされるかもしれません。観光地では観光ガイドが入手できるかもしれません。駅や空港では運行情報が得られるかしれませんね。DSiは、こういった、さまざまな地域限定コンテンツを受け取れる端末になるわけですね。

持ち歩くだけで、なにか楽しいことが起きる

 かつて当コラムでは、据え置きゲーム機は、テレビの座を目指す! と書きました。

 自宅に帰宅したら、ふとテレビの電源を入れるかのように、ふとゲーム機の電源を入れてもらう。それが、いまの据え置きゲーム機の最終目標です。この目標に向かい、ゲーム機は各種サービスを提供しはじめました。Wiiは、この春から「映像を配信するサービス」や「出前を注文するサービス」を開始し、そこで広告ビジネスがスタートする模様です。Wiiは、リビングルームに置いてあると、ちょっと楽しいこと、ちょっと便利なことが起きるマシン、というポジションを固めつつある。

 その一方で携帯ゲーム機は、いわば「雑誌」の座を目指しはじめました。

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「「ニンテンドーゾーン」出現! マスだけでなくニッチも狙う」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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