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過去の前例なんて――コリン・モンゴメリー

The man best suited for the job at the time.(今、キャプテンの職務遂行に最も適した人間がなるべきだ)

  • 舩越 園子

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2009年1月22日(木)

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 2年に1度、開催される米欧対抗戦ライダーカップに対する意気込みは、当事者たちにしかわからない熱いものがあるようだ。チームメンバー入りすること、国や大陸の名誉をかけて戦うこと、そして勝利することは、「メジャータイトルより重い」と語る選手もいる。

 ライダーカップは伝統的に「欧州強し」。しかし昨年大会は、「団結力に富む」と言われ続けてきた強き欧州チームが、「個人プレーが目立つ」と言われ続けてきた米国チームに大差で敗れた。

 次回大会は来年の2010年。しかし、大敗を喫した欧州のゴルフ界では、すでに勝利を奪還するための策が講じられ始めており、一般のゴルフファンたちの会話もライダーカップ議論が白熱しているのだそうだ。

 最大の注目は、誰が欧州チームのキャプテンになるか。欧米を問わず、元来、キャプテンは、メジャー優勝者であること、プロゴルファーとして経験豊富であること、チームメンバーから絶大なる信頼を得られることなどが暗黙の条件とされてきた。

 そんな中、欧州キャプテンの最有力候補とされているのはサンディ・ライルなのだが、昨年末から今年にかけて、もう1人、有力候補が急浮上。英国のブックメーカーは、すでに「次期キャプテン候補」のオッズまで発表したほどだ。

 急浮上した有力候補とは、“モンティ”の呼称で知られるスコットランド出身のコリン・モンゴメリー。「本当にキャプテンに選ばれると思うか?」「自分はキャプテンにふさわしいと思うか?」等々、質問攻めしてくる欧州メディアに向かって、彼はこんな言葉を返した。

The man best suited for the job at the time.
(今、キャプテンの職務遂行に最も適した人間がなるべきだ)

 職務遂行に適した人間――この言葉には、メジャー優勝というプレーヤーとしての過去の実績や肩書きにこだわらず、チームのリーダーとしての適任者を選ぶべきだというモンティの主張が込められている。

 ライルは85年全英オープン、88年マスターズの覇者だから、メジャーチャンプの肩書きを持っているが、メジャー優勝に幾度も王手をかけて勝ちそこなってきたモンティには、その肩書きがない。しかし、たとえメジャーチャンプではなくても、「オレのほうがふさわしい」「オレがキャプテンをやりたい」という自信と意欲を彼はこの一言でアピールしたのだ。

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