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女性ユーザーは「お金」になびく?

拡大する女性市場を狙うビジネスのカギ

2009年2月6日(金)

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 最近、ゲームイベントを取材していると、時代の変化をひしひしと実感します。来場者の女性比率が、どんどん上がっているからです。

「次世代ワールドホビーフェア' 09Winter」の東京会場では、小さな女の子のためのゲームコーナーが設けられるなど、女性をターゲットにした展示が目を引いた。

「次世代ワールドホビーフェア' 09Winter」の東京会場では、小さな女の子のためのゲームコーナーが設けられるなど、女性をターゲットにした展示が目を引いた。

 1月18日~2月8日に全国4会場で開催された「次世代ワールドホビーフェア' 09Winter」でも、小さな女の子たちの姿を多く見かけました。会場には、女の子のためのゲームソフトだけを集めたコーナーも作られるなど、女の子をターゲットにした展示方法が目立つようになっており、大きな賑わいを見せていたのです。

 テレビゲームは男の子の遊びである、という常識は、もはや過去のものです。任天堂が発表しているニンテンドーDSのユーザー分布によると、ユーザーの男女比は、ほぼ五分五分。厳密に調べると、女性ユーザーが男性ユーザーをわずかに上回るという結果が出ています。いまや、女性が当たり前のようにゲームを遊ぶ時代になっています。

 大手ゲームショップでは、女性向けゲームソフトだけを並べたコーナーを見かけることも多くなってきました。いま、ゲーム市場全体が新しく増えてきた女性ユーザーの獲得を狙い、女性をターゲットにした商品の開発・アピールに力を入れているのです。

転機は5年前に訪れていた

 この流れは、2004年あたりから始まっています。

 その象徴が「たまごっち」の第2次ブームでしょう。かつて大人気を誇った商品をリメイクした「かえってきた! たまごっちプラス」(バンダイ)が2004年に登場し、小さな女の子を主体に爆発的な人気を獲得します。最盛期には、なんと月産50万個前後の出荷数を達成し、あまたの人気ゲームソフトを押さえ、日本国内でもっともヒットしたゲームになりました。以降、「たまごっち」は毎年のようにシリーズ新作を提供し、根強い支持を受ける人気商品になっています。

 また、アミューズメントセンターに「オシャレ魔女 ラブandベリー」(セガ)が登場したのも2004年のこと。このトレーディングカード形式の着せ替えゲームは、低年齢の女の子に大ヒット。これまで男の子向けゲームが多かった市場に、新しい顧客を引き込むことに成功しました。

 そして、みなさんもご存じのとおり、2004年の年末にはニンテンドーDSが発売されました。これが最後のスイッチになり、女性ゲーマーが爆発的に増えることになったのです。5年前にスタートした、女性ユーザーを本格的に引きつけるさまざまな試みが実を結び、いま多くの女性ユーザーがゲームに親しむようになっているのです。

女性向けヒットゲームの共通項は?

 では、女性ユーザーが増加すると、どのような変化が表れるのでしょう?

 ゲームビジネスの未来を先読みする当コラムとしては、「女性ユーザーが増えると、お金を稼ぐタイプのゲームが増えていく!」と、大胆に予想しておきます。

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「女性ユーザーは「お金」になびく?」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長