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どんなふうに、すごい?――マーク・オメーラ

He's better than Tiger.(タイガーより、すごいな)

  • 舩越 園子

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2009年2月12日(木)

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 石川遼の米ツアーデビューを目前に控えた今、米メディアたちは、まだ見ぬ日本のスターに関心を向け始めている。

 日本という「極東」の地において、17歳の高校生はどのぐらい人々の間で話題になっているのか。駆け出しのプロゴルファーが国民的スターになったわけは何か。石川ブームは、かつて日本のゴルフ界のビッグスターだったシゲキ(丸山茂樹)やアイ(宮里藍)に対するブームと似ているのか、違うのか……。

 米メディアたちには、日本の熱狂的な石川ブームというものが、今はまだ理解できないらしい。それゆえ、とりあえず、ただただ仮定や推測で、いろんな記事を書き始めている。

 その1つ。米ゴルフ雑誌に「もしも、リョウ・イシカワがベテランのアドバイザーを探し始めたら、適任者としてマーク・オメーラを推薦しよう」という内容の記事が書かれていた。

 オメーラといえば、1998年にマスターズと全英オープンを制したメジャー2勝、ツアー通算16勝の大ベテラン。だが、オメーラが石川のアドバイザーに適任だと書かれたワケは、オメーラの過去の戦績ではなく、彼とタイガー・ウッズとの関係によるものだ。

 オメーラはタイガーの親友である。タイガーは33歳。オメーラは52歳。ずいぶん年の離れた親友ということになる。その年の差のせいだろう。彼ら自身は互いを「ベストフレンド」と語るのだが、実際は、やっぱり年長のオメーラがタイガーのアドバイザーか、保護者のような役割を自然に果たしてきた。

 タイガーがプロデビューして間もなかったころ、同じフロリダ州のアイルワースに住む2人は、地元での練習も試合会場での練習も、しばしば一緒に行なっていた。オメーラがシニア入りの年齢に近づいたころからは、2人の試合出場スケジュールが大きく異なるようになったため、2人一緒のシーンはあまり見かけなくなった。が、タイガーにとってオメーラは今でも親友であり、アドバイザーであることに変わりはない。

 そのオメーラが今年の欧州ツアー序盤戦のドバイデザートクラシックに出場。19歳で大会を制したローリー・マックロイを眺めながら口にした一言が話題になった。

He's better than Tiger.
(タイガーより、すごいな)

 長年、タイガーを間近で見守ってきたオメーラが、そのタイガーよりすごいと評したことで、この一言はあっという間に米国ゴルフ界まで伝わってきたのだが、ここでオメーラが言った「タイガー」は「現在のタイガー」ではなく「19歳当時のタイガー」のこと。同じ19歳レベルで比べたとき、どっちがすごいかと問われたら「ボールをピンハイに付けるという技術面においてマックロイのほうが優れていると思う」という意味だった。

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