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滝に打たれてでも「意義」を探る!

楽観的に乗り切るための3大原則

  • 鈴木義幸

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2009年2月16日(月)

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 前回の「人に自信を与える『物語』の力」というコラムでは、会社の過去の出来事が現在にどうつながっているか、その再考をお勧めしました。「歴史」つまり「物語」には、人を前進させる力があるのです。

 今回は、前回の話をより身近なところにシフトしてみたいと思います。自分が描いた通りに物語が進行していくことは理想ですが、うまくいかない場合もあります。そんなとき、どうすればよいでしょうか。

「今日の営業では、お客様と進行中のプロジェクトの進捗を確認した後に、新しい提案もしてみよう。“即決済”は無理でも、お客様のニーズに合っているし、よい反応をいただけるはず。部長に報告して、ほめ言葉をもらって……」

 自分が描いた物語通りに事が運べば何よりです。ところが、現実はなかなか筋書き通りには進まないものです。

 進捗の確認を簡単に済ませて、本題の提案をするつもりが、お客様から強い調子で「お願いしてた話と違うじゃないですか」と、クレームを浴びせられる。挙句の果て、「お宅とはもう取引できません!」。部長からは「なにをやってきたんだお前は!」と怒鳴られる始末……。

 そんなとき、頭の中でセリフが流れます。「こんなはずじゃなかった」と。

青天の霹靂をどう受けとめるか

 「こんなはずじゃなかった」この内なるセリフの登場を、「“どくろマーク”が出た」と、私どもは言います。

 人生、何といっても問題なのは、このどくろマークの処し方です。

 会社に貢献してきたと思っていた営業マンが、突然、管理部門への異動を言い渡される。今年はこんな提案をお客様にして、こんな風にビジネスを展開してと物語を描いていたのに、まさに青天の霹靂。「こんなはずじゃなかった」。

 もっと卑近な例もあります。ある女性が男性と付き合い始めて、「彼こそ、ついに巡り会えた白馬の王子」と思うようになる。1週間後、その男性から「ごめん、ほかに好きな人ができたんだ」と切り出される。「こんなはずじゃなかった」。

 どくろマークは大きいものから小さいものまで様々あります。いずれにしても、「こんなはずじゃ」が起きたとき、どう対処するかで、日々の幸福感はまるで変わって来ます。

 要は、自分の物語からはみだして現れたどくろマークを、いかに短時間で物語の中に取り込むことができるかです。どくろマークに“意味づけ”をし、物語の一部にしてしまえば、もうそれはどくろではありません。今につながる意味のある“糧”になります。

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