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22歳でベテランと呼ばれるのなら――ポーラ・クリーマー

It's hard to believe.(信じがたいことだわ)

  • 舩越 園子

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2009年2月19日(木)

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 米LPGA開幕戦SBSオープンがハワイで開催され、アンジェラ・スタンフォードの勝利で幕を閉じた。

 今季から正式なツアーメンバーとしてデビューしたミッシェル・ウィーは、優勝争いの末、2位。「えっ?ウィーは、またしても勝てなかったのか?」と見る向きもあるが、彼女はあくまで新人。ルーキーがデビュー戦でいきなり優勝に王手をかけたのだから、むしろ「よくがんばったね」と褒めてあげるべきだろう。

 今年の米女子ツアーのルーキーは、ウィーが19歳、日本の宮里美香も19歳、昨年の全英女子オープンを制した韓国の申智愛は20歳という具合で、とにかく若さが目立つ。2006年に米ツアーデビューしたころは「まだまだ若い」と言われていた宮里藍も、ふと気がつけば23歳。そして、米国選手の中では若手最大のホープと見なされているポーラ・クリーマーは、すでにツアー5年目を迎える22歳だ。

 ティーンエイジャーも混じるルーキーたちと比較すると、「まだ22歳」のはずのクリーマーが、もはやベテラン選手のように感じられる。「自分でも、そう思わないか?」という問いかけに、彼女はこんな言葉を返した。

It's hard to believe.
(信じがたいことだわ)

 クリーマーが4歳から取り組んだ競技ダンスに見切りをつけ、ゴルフへ転向したのは10歳のとき。以後、彼女はデビッド・レッドベターの門を叩き、スピード上達していった。

 18歳で米LPGAのQスクール(予選会)をトップ通過。05年からツアー参戦を開始し、ハイスクールの卒業式を4日後に控えたその年のサイベースクラシックで早々に初優勝。高校生プロにして優勝をつかみ取ったクリーマーは、いわば「アメリカ版・石川遼」のような存在となった。

 しかし、クリーマーの名が今一つ、世界的に大ブレークしないワケは、いくつかある。

 センセーショナルにデビューした05年、ツアーにはアニカ・ソレンスタムやロレーナ・オチョアといった女王たちが君臨しており、常に厚くて高い壁が立ちはだかっていた。実力では若手ナンバー1のはずなのに、スポンサー推薦で試合に出てきたミッシェル・ウィーに人気や注目をさらわれた。

 そんな環境もあったけれど、クリーマー旋風がなかなか吹き荒れない最大の理由は、メジャー優勝を期待されながら果たせずに来たことだ。かつて、米男子ツアーでフィル・ミケルソンに張られていた「無冠のベストプレーヤー」のレッテルは、いつしかクリーマーのものとなった。

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