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女性部下を怒らせた「僕のやさしい一言」

本物の思いやりとは

2009年3月26日(木)

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 A子「おはようございます」
 B男「おう、おはよう。○○○○だね」
 A子「………」

 まずは、頭の体操から。

 「○○○○」に一言入れて、A子とB男の会話を成立させてみよう。ただし、女性には言ってはいけない、つまりは「………」がネガティブな感情になりそうな、危険な一言を考えてみてください。

 前回は意味のない声かけの代表格である「最近、どう?」を例に、上司と部下の本物のコミュニケーションについてお話ししたが、今回は意図せず相手を傷つける、隠れた毒を持つ声かけについて話そうと思う。相手を気遣ってかけた一言で、相手が傷つく時ほど悲しいことはない。さて、アナタが考えた、隠れた毒を持つ一言は、何?

 おそらく多くの方が、「女性に対して失礼な一言といえば、年齢でしょ?」と考えたことだろう(多少古典的な回答ではあるが)。

年齢を聞かれるよりも傷つく一言とは?

 でも、
 「おはようございます」
 「おう、おはよう。キミいくつだっけ?」

 なんて会話の流れはちょっとヘン。百歩譲って、挨拶ついでに年齢を聞くことも全くないわけではないかもしれないし、この手の会話が全く成立しないわけではない。ただ、この流れで年齢を聞かれたら、大抵の女性は不機嫌になるよりも、むしろ、

 「えっ、なんで??」

 と、その言葉自体に疑問を抱くはず。ひたすら「???」マークが頭とココロを飛び回り、毒など感じる余裕はない。

 さらに最近は堂々と年齢を公表し、「私、(この年でも)まだこんなにきれいなんです!」と見た目年齢の若さをアピールする女性も増えているし、「今、流行のアラフォーです!」などとうれしそうに答える女性も少なくない。従って、「年齢を聞く」はボツだ。

 では、意図せず女性を傷つけてしまう危険な一言とは、いったい何?

コメント35

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「女性部下を怒らせた「僕のやさしい一言」」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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