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そして女性は「マカロン」が大好きなのです

  • 三田村 蕗子

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2009年4月13日(月)

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 前回は、男性はなぜ「あんこ」を好むのかをお話ししたが、一方の女性はどうなのか。
 断言しよう。いま女性にお土産を買っていくとしたら絶対「マカロン」である。

アルデュールのマカロン売り場。どれを選ぼうか、ほとほと迷わせるラインナップ。

 今年に入ってますます人気上昇中なのだけれど、男性にはあまり知られず関心を持たれず、だと思う。でも女性には圧倒的な支持を得るスイーツの代表格。出張・外回りスィーツ(しまった、タイトルをこっちにすれば良かった)に有効なこと疑いなし。マカロンを知ることは、女心を知ることでもあります。

 そこで、今回はなぜ女性はマカロンを愛するのか。どうして男性にはその愛が分からないのか、その謎に迫ってみましょう。

 まず、男性読者の大半を占めるであろう「マカロンって何だっけ?」という声にお応えしておきたい。マカロンとは、アーモンドパウダー、卵白、粉糖、グラニュー糖の4つを主な材料として焼き上げ、間にクリームやジャムなどをサンドしたフランスの伝統的な菓子。表面はパフパフさくさくなのに、一口噛むと、しっとり、もちっとした食感とクリームの風味が広がる。

 この食感や味が女性好みなのであろうか。答えはNOだ。いや、もちろん重要な要素なのだが、女を虜にする決め手は色と形にあると見る。

小さい、食べでがない、だからいいのだ!

アルデュールの16個入りの箱。こんなパッケージのお菓子をもらっただけでうれしいのに…。
ふたを開けると、さらに喜び倍増。鮮やかなマカロン16個が鎮座している。言葉にできない可愛いらしさにただうっとり。
お菓子というより、キュートな玩具やアクセサリーのよう。

 直径約4cm、一口サイズのマカロンはころんとして愛らしい。

 つるんとした表面と、側面のピエ(足)と呼ばれるギザギザの縁とのコントラストは、素朴な手作り感をアピールする。そして、何よりも魅力的なのはあの色だ。

 ピンク、ローズ、オレンジ、レモンイエロー、若草色等など、24色入りの色鉛筆かクレヨンかと見まごうほどの豊富なカラー展開に女は「可愛い」と釘付けになる。

 こんなに派手でバリエーションあふれる色を誇るお菓子はマカロンだけだ。16種類の定番に加えて、毎年春夏と秋冬の2回、それぞれ6種類の新製品を開発し常時20種類のマカロンを揃え「福岡にマカロンの名店あり」と評判のアルデュールの小代智紀パティシェは言う。

「いろいろな素材で表現できるケーキとは違って、マカロンは小さいですからね。色でしか表現のしようがない。レモン色のマカロンを食べるとレモンの風味が感じられるように、マカロンイコール色であり、色イコール味なんです」

 色はマカロンの生命線なのである。

 マカロンは5、6年前に小ブレイクしたが、当時はまだコーヒー、バニラ、レモンなど地味なものが中心だった。色(と味)のバリエーションが増えたのはここ1,2年の間である。

 フランスからやってきた人気ショップを始め、小代氏を始めとする日本のパティシェたちが創意工夫で和の素材などを果敢に取り入れ、マカロンの色の種類を飛躍的に増やしていった。フランス由来の伝統色に日本由来の和の色が加わって、いま日本のマカロン市場には空前のカラフル旋風が吹き荒れている。

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