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敬意には敬意で――片山晋呉

これ以上、いいところは、ないから

  • 舩越 園子

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2009年4月11日(土)

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 日本の賞金王、片山晋呉にとって今年のマスターズは8回目の出場になる。過去7回のうち予選通過が5回は立派。だが、ベストフィニッシュは06年の27位止まりだし、アンダーパーをマークしたのは24ラウンド中、わずか2ラウンドだけ。昨年は8オーバー76位タイで予選落ちだった。「もう手は尽くした。これ以上、何をしたらいいのかわからない」。片山は肩を落としていた。

 努力家で練習熱心な片山が「これ以上」と言った背景には、「これまでたくさんの工夫をしてきたのに……」という想いがあった。

写真:(C)AP Images

 「メジャーで戦うためには高い球、止まる球が必要」――片山は2005年ごろからそう感じ取り、世界で戦える球を打つために練習や筋力トレに励んできた。実際、08年大会では前年より格段に「高い球、止まる球」を打っていた。だが、それでもなお、オーガスタの魔女は「まだまだ不足」と言わんばかりに片山を予選落ちにしたのだった。

 がっくりと肩を落とす片山に「クラブを変えてみたら?」「ボールを変えるとか?」「もっと筋力をつけるというのは?」等々、思いつく限りの「やるべきこと、やれそうなこと」を日本の報道陣が提案してみたが、落胆の底にいた片山は「いやあ、だって……やっぱり限界あるでしょ」と、その場で頷くことはできなかった。それどころか、「僕らのように背の低い日本人は、こういう世界の舞台では戦えない」と、ほとんど完全敗北宣言と受け取れる言葉を吐いた。

 そんな言葉を残してオーガスタから去っていった片山が、今年のマスターズ初日、5アンダー67をマーク。4位タイの好発進を切った。ホールアウトした時点では首位タイだったため、オーガスタのインタビュールームにも初めて呼ばれた。「去年の予選落ちは、すごく悔しかった。今年は、ここで優勝争いするためには何が必要かを考えて練習やトレーニングを積んできた」。

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