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幻のグリーンジャケットを現実へ――アンヘル・カブレラ

It's simply the Masters. (それがマスターズってもんだ)

  • 舩越 園子

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2009年4月14日(火)

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 マスターズが終わった。凄まじいサンデーアフタヌーンの混戦は3人によるプレーオフへもつれ込み、最後の最後に笑ったのはアルゼンチン出身のアンヘル・カブレラだった。

写真:(C)AP Images

 カブレラは2007年の全米オープン覇者。「あの優勝は驚きだったけど、今回はより一層準備をしてきた上での勝利だった」と語った彼の言葉は、今年のマスターズで4位になった片山晋呉が「(やはり4位になった)01年全米プロのときは勢いだけだったけど、今回のマスターズの4位は自分が積み重ねてきたことの成果だ」と語った言葉とぴったり重なっていた。

 優勝会見で米メディアから「大混戦になった最終日の展開をプレー中にどう感じていたか」と尋ねられたカブレラが、こんな一言を発した。


It's simply the Masters.
(それがマスターズってもんだ)

 スペイン語を母国語とするカブレラは、自らの言葉で記者会見に対応することができなかった。通訳を通しての質疑応答は、どうしても簡略化されてしまうのだが、それでも彼は「まるで魔法のように信じられないことがたくさん起こる。それがマスターズってものなんだ」と繰り返し強調していた。

 魔法のように信じられないこと。それは、いいこと、悪いことの双方を指していたのだと思う。奇跡のようなスーパーショットが出ることもあるし、魔女が意地悪な魔法をかけたとしか思えないような悲劇も起こる。今日の最終日には本当にたくさんの「信じられないこと」が起こった。

 首位から7打も遅れてスタートしたフィル・ミケルソンとタイガー・ウッズがチャージをかけ、優勝戦線へ浮上したのも「信じられない」展開だった。

 しかし、前半だけで6バーディとノリノリだったミケルソンが後半に入ると短いバーディパットを続けざまに外してチャンスを逃したり、リカバリーが上手いはずの王者タイガーのボールが木に跳ね返ってボギーを喫したり。そんな彼らの終盤は「信じられない」光景を目の当たりにさせられた。

 3着目のグリーンジャケットを狙ったミケルソンは5位、5着目のグリーンジャケットを狙ったタイガーは6位タイで終わり、勝敗の行方はケニー・ペリー、カブレラ、チャド・キャンベルの3人に絞られた。そして2位を2打引き離して17番を迎えたペリーが優勝するかに見えた。

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