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人口1万8000人の町からヒットスィーツ誕生

「かりんとう×おまんじゅう」=?

  • 三田村 蕗子

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2009年4月20日(月)

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 この連載のタイトルは言うまでもなく「出張スィーツ」。それなのに、なぜかデパ地下にもぐりこんでしまった過去を少し反省し、今回は原点回帰ということで、タイトルにふさわしい地方の銘菓を取り上げましょう。

 その名も「カリントまんじゅう」。福島県にある人口わずか1万8000人の小さな町のお菓子屋から生まれた銘菓であります。

 「カリントまんじゅう」と聞いて、みなさんは何をイメージしますか? カリント(かりんとう)も、まんじゅうもどちらもよく知っている。しかし、2つが合体した菓子となると想像不能。

 もしかしたらカリント風味のおまんじゅう? おまんじゅう風味のカリント?

昨年の発売開始以来、大人気の「カリントまんじゅう」。一度に何個も食べる熱烈男性ファンを増産中。

 はい、答えは前者の方です。

 福島県石川郡石川町の菓子メーカー、お菓子のさかいが昨年発売した「カリントまんじゅう」は、カテゴリーとしてはおまんじゅうに属する。もっと詳しく言うと、カリント型に成形したこし餡入りおまんじゅうを、さらに揚げた、いわゆる揚げまんじゅうだ。

 この揚げまんじゅう、なぜか、ついつい食べ過ぎてしまう中毒男性を多数生み出している。

「台所に置いていたら、一遍に10個も食べちゃった」「なんだか手が伸びて、ぱくぱく食べちゃうんだよね」

「飽きるまで喰う」男心が大量消費

 男には、一つのお菓子を飽きもせず、胸焼けするまで食べてしまう習性があるのだろう。まるで子どものように愛らしい、でも単純な食べ方。「カリントまんじゅう」は、この習性を持つ男性に大量消費されている。

 語り部の多さも特徴の一つだ。お菓子のさかいの酒井秀樹専務は言う。

見かけは、極太のカリント。その実態は…カリント型に成形した揚げまんじゅう。一口噛むとカリント風味が広がります。
「懐かしいのに新しい」カリントまんじゅうに合わせて、パッケージもレトロな仕様だ。

「男のお客さんから『あれ、美味しいね』と声をかけてもらうことがホントによくあるお菓子ですね。普通、男性はそういう声を出さないものなんですが…。ブログでも紹介されることも多い。『あれ、なんでこんな遠方から注文が来るの?』と思ったら、『××さんのブログで知りました』とかね。こちらが全然知らないところで、買った方、もらった方がご自分のブログで勝手に推薦してくれているんです」

 何個も食べたくなる、食べた後に誰かに話したくなる。そんな魅力を持った「カリントまんじゅう」の外見は、極太のカリントそのもの。

 だが、似ているのは、ごりマッチョ系のルックスだけではない。一口噛んだときのサクっとした食感、じわっと口の中に広がる風味が何よりもカリントなのである。

 そもそもは、福島県内でちょっとしたブームになっていた黒糖の揚げまんじゅうからヒントを得て開発が始まった。。試作品時代はパン粉をつけた「ヒレカツまんじゅう」風だったり、穴が開いた「ドーナツまんじゅう」風だったこともあるそうだ。

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